起動同期機能
本機能は、クラスタソフトウェアを経由してHUBデーモンを起動し、起動結果および動作状態を判定する機能です。HULFT-HUB Serverのクラスタ対応機能では、起動同期機能として、以下の3種類のモードを提供しています。
(1) 起動同期モード
HULFT-HUB Serverのクラスタ対応機能の起動コマンドは、HULFT-HUB Serverのすべてのデーモンが正しく起動するまで終了しません。したがって、コマンドの正常終了によって、HULFT-HUB Serverが正しく起動されたことを判断できます。
(2) 生存監視モード
HULFT-HUB Serverのクラスタ対応機能の起動コマンドは、HULFT-HUB Serverのすべてのデーモンが正しく起動し、終了するまで、実行中のままとなります。したがって、コマンドの正常終了によって、HULFT-HUB Serverが正しく起動し、正しく終了したことを判断できます。
(3) 生存・相互監視モード
生存監視モードの機能に加え、起動コマンドの監視も行います。本モードを使用することにより、起動コマンド自体がユーザオペレーションなどにより強制終了された場合に備えることができます。
どのモードで起動するかは、クラスタソフトウェアや運用方針により異なります。
また、各モードは、HULFT-HUB Serverのクラスタ対応機能専用の起動コマンドに指定するパラメータによって選択できます。起動方法の詳細は「起動コマンド」を参照してください。
HULFT-HUB Serverは、HUBデーモンを起動することにより、関連するデーモンも連動して起動されます(HULFT-HUB Serverの通常の機能と同様)。詳細は、「HULFT-HUB Server マニュアル」の起動方法の説明を参照してください。