接続許可情報

HULFT-HUB ManagerからHULFT-HUB Serverへのログインを、特定のHULFT-HUB Managerのみに限定する設定です。

接続許可情報の設定は、管理画面のサーバのシステム動作環境設定の[接続許可設定]で行います。[接続許可設定]では、ネットワークアドレスを登録してそのネットワークアドレスに存在するHULFT-HUB Managerからのログインを許可するかどうかを設定します。

【注意】 接続許可情報に何も設定されていない場合、特定のネットワークに存在するHULFT-HUB Managerからの接続を遮断することはありません。また、デフォルトでは接続許可設定には何も設定されていません。

項目一覧

<表>接続許可情報項目一覧

No. 項目名 初期値 設定値 指定 備考
A1 有効フラグ 有効 *1 *2 必須  
A2 ネットワークアドレス   数字 *3 必須 *4
A3 優先度   1~99 必須  
A4 動作 ACCEPT *2 必須  
*1: チェックボックスをオン
*2: 設定値は画面上の選択肢から選択
*3: ネットワークアドレスとネットワークマスクを指定
*4: ループバックアドレスは登録できません。登録しても設定が無視されます。
【凡例】  
初期値 画面上で管理情報を新規作成した際に項目に設定されている値
指定 画面上で管理情報を更新する際の指定の要否

各項目の説明

(A1)有効フラグ

対象のネットワークアドレスに対する設定を有効にするかどうかを指定します。

(A2)ネットワークアドレス

設定の対象とするネットワークアドレスとネットマスクを指定します。

“ネットワークアドレス/ネットマスク”の形式で指定します。(記述例:192.168.10.0/24)

ネットワークアドレスは、32ビットをそれぞれ8ビットずつ4分割し、1つ1つの値を10進数で指定します。さらに4つの数値の境目をピリオド(.)で区切ってください。各値が3桁に満たない場合、前に0を付加しないでください。

(記述例:192.168.10.0)

ネットマスクは、IPアドレスのうち、ネットワークアドレスとして使用するビット数を、“1”から“32”の数字で指定します。

(記述例:IPアドレス=192.168.10.100のうち、「192.168.10」までをネットワークアドレスとして使用する場合、ネットマスクは、「24」となります)

(A3)優先度

設定を有効とした際の優先度を指定します。

設定値が小さい方がより優先して適用されます。

複数の設定が存在する場合、優先度の高い設定から優先して適用されます。

ネットワークアドレスが同一で、優先度が異なる設定を保存することはできません。

複数の設定が存在し、かつネットワークアドレスの全体または一部の範囲が重複する場合、重複している部分については優先度の高い設定が適用されます。

(A4)動作

対象のネットワークアドレスのHULFT-HUB Managerからのログインを許可するかどうかを指定します。

 

<表> 「動作」の設定値

画面上の
選択肢
説明
ACCEPT 対象のネットワークアドレスに存在するHULFT-HUB Managerからのログインを許可します。
REJECT 対象のネットワークアドレスに存在するHULFT-HUB Managerからのログインを拒否します。