配信管理情報(Mainframe)
配信するファイルのファイル情報を登録します。
以下の画面から、参照・更新ができます。
- 転送情報画面
- 管理情報収集配布画面
また、以下の画面からインポート/エクスポートできます。
- 管理情報収集配布画面
項目一覧
1. 配信管理情報
<表>配信管理情報項目一覧
No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 | 転送 | 配布 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A1 | ファイルID | 英数字 | 必須 | 8 バイト以内 | パネル外 | ○ | |
A2 | 汎用機DSN | 英数字 | 必須 | 44 バイト以内 *1 | 基本設定 | ○ | |
A3 | ボリューム通番 | 英数字 | 任意 | 6 バイト以内 | 基本設定 | ○ | |
A4 | ワークボリューム通番 | 英数字 | 任意 | 6 バイト以内 | 基本設定 | ○ | |
A5 | 転送方法 | ワークファイル | *2 | 必須 | 基本設定 | ○ | |
A6 | 転送タイプ | TEXT | *2 | 必須 | 基本設定 | ○ | |
A7 | 圧縮レベル | 圧縮なし | *2 | 必須 | 基本設定 | ○ | |
A8 | コード変換 | 配信側 | *2 | 必須 | 基本設定 | ○ | |
A9 | 配信前ジョブID | 英数字 | 任意 | 8 バイト以内 | 基本設定 | ○ | |
A10 | 正常時ジョブID | 英数字 | 任意 | 8 バイト以内 | 基本設定 | ○ | |
A11 | 異常時ジョブID | 英数字 | 任意 | 8 バイト以内 | 基本設定 | ○ | |
A12 | M/ フォーマットID | 英数字 | 任意 | 8 バイト以内 *3 | 基本設定 | ○ | |
A13 | 連携DBID | 英数字 | 任意 | 8 バイト以内 *3 | 基本設定 | ○ | |
A14 | 転送グループID | *4 | 英数字 | 必須 | 8 バイト以内 | パネル外 | ○ |
A15 | コメント | 半角文字 *5 | 任意 | 60バイト以内 | パネル外 | ○ | |
A16 | 装置台数 | 1 | 1~59 | 必須 | 拡張設定 | ○ | |
A17 | 容量 | CYL | *2 | 必須 | 拡張設定 | ○ | |
A18 | 一次要求量 | 5 | 1~9999 | *6 | 拡張設定 | ○ | |
A19 | 増分量 | 3 | 0~9999 | *6 | 拡張設定 | ○ | |
A20 | UNIT | 英数字 | 任意 | 8 バイト以内 | 拡張設定 | ○ | |
A21 | 順序番号 | 1~9999 | 任意 | 拡張設定 | ○ | ||
A22 | 転送間隔 | 0 | 0~32768 | 必須 | 単位:10 ミリ秒 | 拡張設定 | ○ |
A23 | 転送ブロック長 | 4096 | *7 | 必須 | 単位:バイト | 拡張設定 | ○ |
A24 | 転送ブロック数 | 3 | 1~99 | 必須 | 拡張設定 | ○ | |
A25 | 配信ファイルの扱い | 保存 | *2 | 必須 | 拡張設定 | ○ | |
A26 | 転送優先度 | 50 | 1~256 | 必須 | 拡張設定 | ○ | |
A27 | EBCDICコードセット | カナ文字 | *2 | 必須 | 拡張設定 | ○ | |
A28 | 後続文字カット | カットしない | *2 | 必須 | 拡張設定 | ○ | |
A29 | シフトコードの扱い | カット | *2 | 必須 | 拡張設定 | ○ | |
A30 | 暗号キー | 英数字 | 任意 | 8~20バイト | 拡張設定 | ○ | |
A31 | RDW付配信 | しない | *2 | 必須 | 拡張設定 | ○ |
*1: | 指定できる長さは、機種により異なります。詳細は、クライアントの「オペレーション・マニュアル」を参照してください。 |
*2: | 画面で設定する場合、設定値は画面上の選択肢から選択 |
*3: | 「転送タイプ」に“FORMAT”(F)または“MULTIFORMAT”(M)を選択した場合に設定可能 |
*4: | HULFT-HUB Managerから転送定義を登録した場合は自動設定 |
*5: | 英小文字は指定不可 |
*6: | 「容量」に“省略”(A)を選択した場合のみ任意 |
*7: | Ver.7未満は6~10000、Ver.7以降は128~10000 |
2. 配信管理情報以外の付加情報
転送定義を編集する各画面では、配信管理情報と共に下表に示す付加情報が表示されます。
<表>配信管理情報以外の付加情報項目一覧
No. | 項目名 | 初期値 | 設定値 | 指定 | 備考 | 転送 | 配布 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
B1 | ホスト名 | 英数字 | *1 | パネル外 | ― | ||
B2 | ファイル表示名 *2 | 文字 | 任意 | 256バイト以内 | パネル外 | ○ | |
B3 | 一括配布ID | 英数字 | *1 | ― | ○ | ||
B4 | 業務グループID | *2 | 必須 | ― | ○ |
*1: | 画面では参照のみ |
*2: | 管理情報収集配布画面では「表示名」と表示される。 |
*3: | 画面で設定する場合、設定値は画面上の選択肢から選択 |
【凡例】 | |
初期値 | 画面上で管理情報を新規作成した際に項目に設定されている値 |
指定 | 画面上で管理情報を更新する際の指定の要否 |
転送 | 転送情報画面 |
配布 | 管理情報収集配布画面 |
○ | 項目あり |
各項目の説明
配信管理情報で設定する各項目について、以下に説明します。
選択肢から設定値を選ぶ項目については、画面上に表示される選択肢と、管理情報収集配布で使用するCSVファイルに記載する値を併記しています。
1. 配信管理情報
配信するファイルを認識するためのID
Mainframe上に格納されている配信するファイルのデータセット名
Mainframeのデータセット名の命名規約に従って指定します。
区分編成ファイルを指定する場合、メンバ名はかっこ付きで指定します。
世代管理ファイルを指定する場合、相対世代番号は、かっこ付きで指定します。
ファイル名は、シングルクォーテーション(')で囲まないでください。
【注意】 | 指定できるデータセットの種類が機種により多少異なります。クライアントの「オペレーション・マニュアル」を参照してください。 |
配信ファイルが格納されているボリューム通番
Mainframeのボリューム通番の命名規約に従って指定します。
ボリューム通番を省略すると、ファイルがカタログされているとみなされます。
【注意】 | データセットの種類や機種により指定方法が多少異なります。クライアントの「オペレーション・マニュアル」を参照してください。 |
配信ワークファイルのボリューム通番
Mainframeのボリューム通番の命名規約に従って指定します。
省略するとシステム動作環境設定の「ワークボリュームモード(WORKVOLMODE)」によりワークファイルが作成される場所が異なります。「ワークボリュームモード」については、クライアントの「アドミニストレーション・マニュアル」を参照してください。
【注意】 | Mainframe版HULFTのシステム動作環境は、HULFT-HUB Managerから参照、更新できません。クライアント側で設定内容を確認してください。 |
配信ファイルを配信するときの転送方法
<表>「転送方法」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
直接 | D | ワークファイルを作成しないで配信ファイルを直接転送 |
ワークファイル | W | 配信ファイルからワークファイルを作成し転送 |
配信するファイルの転送データ形式
<表> 「転送タイプ」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
FORMAT | F | フォーマットデータ |
BINARY | B | バイナリデータ |
TEXT | T | テキストデータ |
MULTIFORMAT | M | マルチフォーマットデータ |
ファイルを転送するときの圧縮のレベル
<表> 「圧縮レベル」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
圧縮なし | N | 圧縮しない |
横圧縮 | 1 | レコード内圧縮 |
縦横圧縮 | 2 | レコード間圧縮 |
配信するファイルのコード変換先
<表> 「コード変換」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
配信側 | S | 配信側変換 |
集信側 | R | 集信側変換 |
無変換 | N | 無変換 |
配信を行う前に起動するジョブID
ジョブIDの詳細はジョブ起動情報(Mainframe)を参照してください。
省略するとジョブ起動はされません。
ファイルの配信が正常終了したときに起動するジョブID
ジョブIDの詳細はジョブ起動情報(Mainframe)を参照してください。
省略するとジョブ起動はされません。
ファイルの配信が異常終了したときに起動するジョブID
ジョブIDの詳細はジョブ起動情報(Mainframe)を参照してください。
省略するとジョブ起動はされません。
配信するファイルのフォーマット、またはマルチフォーマットが登録されているID
フォーマットIDの詳細はフォーマット情報(Mainframe)を参照してください。
マルチフォーマットIDの詳細はマルチフォーマット情報(Mainframe)を参照してください。
「転送タイプ」が“FORMAT”(F)の場合はフォーマットID、「転送タイプ」が“MULTIFORMAT”(M)の場合はマルチフォーマットIDが必須です。
配信されたデータの集信側での連携
•CSV: | 集信側で集信ファイルをCSV変換する |
•XML: | 集信側で集信ファイルをXML変換する |
集信側で集信ファイルをCSV形式受信(UNIX、Linux、Nonstop、およびWindows)、またはXML形式受信(UNIX、Linux、およびWindows)する場合、上記の固定文字を指定します。
省略するとCSV形式受信、XML形式受信はされません。
連携する場合は、「転送タイプ」に“FORMAT”(F)または“MULTIFORMAT”(M)を選択してください。
また、配信されたデータをUNIX、Linux、Nonstop、およびWindowsのデータベースにロードするときの「データベースID(英字で始まる8文字以内の英数字)」を指定すると、「DB 連携オプション」と連携できます。データベースIDとして3文字の英字“CSV”および “XML”は使用できません。
【注意】 | |
• | 「DB連携オプション」は、HULFT Ver.5の機能です。Ver.6で新たにデータベースとの連携を行う場合は「DataWarehouse連携機能」をお使いください。 |
• | HULFT Ver.5では、“XML”を指定してもXML形式受信はできません。 |
配信するファイルの配信先が登録されているID
転送グループIDの詳細は転送グループ情報(Mainframe)を参照してください。
【注意】 | HULFT-HUB Managerの転送情報画面から登録する転送定義では、クライアント側に登録されている転送グループのうち、転送マップで選択した集信側ホストを含む転送グループIDが初期値として自動的に選択されます。該当する転送グループIDがない場合は、“HB”で始まる8文字の転送グループIDが自動的に設定されます。 |
配信するファイルに対するコメント
配信ワークファイルのマルチボリューム装置台数
“2”以上を指定する場合は、「ワークボリューム通番」を指定できません。
配信ワークファイルのスペース単位
<表> 「容量」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
CYL | C (省略時の値) | シリンダ |
TRK | T | トラック |
省略 | A | 省略(自動計算) |
“省略”(A)を選択した場合、配信ワークファイルの容量、一次要求量、増分量は、配信ファイルの容量から自動計算されます。
容量の自動計算は、配信ファイルの属性を元に行っているため、配信ファイルがトラック、シリンダ以外で作成されている場合、またはVSAMファイルの場合、自動計算できません。
また、下記条件の場合、ワークファイル作成時に、容量不足になる可能性がありますので注意してください。
-
区分編成ファイルの場合
区分編成全体サイズを元にワークファイルの容量を計算しています。
-
配信ファイルとワークファイルの装置タイプが異なる場合
配信ファイルの割り振り量から計算しています。
【注意】 | HULFT Ver.5では、“省略”は選択できません。 |
配信ワークファイルの一次要求量
「容量」に“CYL”(C)または“TRK”(T)を選択した場合、必ず指定してください。
配信ワークファイルの増分量
「容量」に“CYL”(C)または“TRK”(T)を選択した場合、必ず指定してください。
配信ファイルが格納されているUNIT名
UNIT名が省略された場合、システム動作環境設定の「配信・集信ファイルのユニットグループ名(INIT-UNIT)」で指定したUNIT名になります。
また、「ボリューム通番」の指定を省略すると、UNIT名はカタログ簿から取得し、指定したUNIT名および、システム動作環境設定の「配信・集信ファイルのユニットグループ名(INIT-UNIT)」は無視されます。
【注意】 | |
• | HULFT Ver.5では、本項目を指定できません。 |
• | Mainframe版HULFTのシステム動作環境は、HULFT-HUB Managerから参照、更新できません。クライアント側で設定内容を確認してください。 |
配信ファイルが格納されているテープ装置ボリューム上の順序番号
順序番号を省略してMT配信を行った場合、順序番号1のデータを配信します。
【注意】 | HULFT Ver.5では、本項目を指定できません。 |
1ブロック(転送ブロック長)の転送後から、次の1ブロックを転送するまでの間隔
ネットワークを占有することなくファイル転送を行うことができます(間欠転送)。
1ブロックを転送するときの長さ
「転送ブロック長」と「転送ブロック数」を乗じた値が“65520”を超える値は設定できません。
一度に転送するブロック数
「転送ブロック長」と「転送ブロック数」を乗じた値が“65520”を超える値は設定できません。
配信ファイルの配信中の排他制御と、正常終了したときの処置
<表> 「配信ファイルの扱い」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
保存 | K | 配信中または配信ワークファイル作成中はロックを行わず、正常終了後ファイルを保存 |
クリア | C | 配信中または配信ワークファイル作成中はロックを行い、正常終了後0バイトファイルになる |
削除 | D | 配信中または配信ワークファイル作成中はロックを行い、正常終了後ファイルを削除 |
ロック | L | 配信中または配信ワークファイル作成中はロックを行い、正常終了後ファイルを保存 |
<表>配信ファイルの扱いと転送方法の関係
ダイレクト転送 | ワークファイル転送 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
配信中 | 完了後 | 備考 | *1 | ワークファイル | 配信中 | 完了後 | 備考 | |||
作成中 | 作成後 | |||||||||
配 信 フ ァ イ ル の 扱 い |
保存 | ロックしない |
保存する (削除しない) |
|
― | ロックしない | ― | ロックしない |
保存する (削除しない) |
|
クリア | ロックする |
0バイトファイル にする |
*2 | B | ロックする |
0バイトファイル にする |
― | ― | *2 | |
A | ロックする | ― | ロックする |
0バイト ファイル にする |
||||||
削除 | ロックする | 削除する | *3 | B | ロックする | 削除する | ― | ― | *3 | |
A | ロックする | ― | ロックする | 削除する | ||||||
ロック | ロックする |
保存する (削除しない) |
― | ロックする | ― | ロックする |
保存する (削除しない) |
*1: | システム動作環境設定の「配信後クリアの扱い(CLEARMODE)」の指定内容 |
B :配信ワークファイル作成後に配信ファイルをクリアまたは削除 | |
A :配信処理が正常終了した後に配信ファイルをクリアまたは削除 | |
*2: | 正常時ジョブIDを指定している場合、ジョブ起動前にファイルを0バイトファイルにします。 |
*3: | 正常時ジョブIDを指定している場合、ジョブ起動前にファイルを削除します。 |
ワークファイル転送の場合に“クリア”(C)または“削除”(D)を選択すると、システム動作環境設定の「配信後クリアの扱い」により動作が異なります。「配信後クリアの扱い」を“B”にした場合、配信処理の正常、異常を問わず、配信ワークファイル作成後に配信ファイルを削除または全レコード削除します。「配信後クリアの扱い」を“A”にした場合、配信処理が正常終了した後に、配信ファイルを削除または全レコード削除します。
「配信ファイルの扱い」を“保存”(K)以外に設定すると、配信側HULFTからすべての転送先へ配信を行う同報配信(クライアント側の同報配信機能)は、行えません。
ただし、ワークファイル転送で、「配信後クリアの扱い」を“B”、「配信ファイルの扱い」を“クリア”(C)または“削除”(D)に設定した場合は、HULFT-HUB Serverを経由しない(Peer to Peerでの)同報配信が可能です。
【注意】 | |
• | 配信ファイルがVSAM・区分編成の場合、“クリア”(C)または“削除”(D)は指定できません。 |
• | ワークファイル転送時の配信側変換の場合、EBCDIC-EBCDICコード変換はできません。 |
• | HULFT Ver.5では、「配信後扱い」に相当します。 |
• | HULFT Ver.5では、“削除”および“ロック”は選択できません。 |
• | Mainframe版HULFTのシステム動作環境は、HULFT-HUB Managerから参照、更新できません。クライアント側で設定内容を確認してください。 |
ファイルを転送するときの待ち行列での優先度
優先度は、小さい数字ほど高くなります。
待ち行列が複数ある場合、先に配信を開始したい転送処理の優先度の値を低くすることで、先に配信処理が開始されます。
管理情報収集配布用のCSVファイルで指定を省略した場合、“50”が設定されます。
1バイトコードを変換するときに使用するEBCDICコード体系
<表> 「EBCDICコードセット」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
カナ文字 | A | EBCDICカナ文字 |
英小文字 | B | EBCDIC英小文字 |
ASCII | C | EBCDIC ASCII |
ASPEN | D | EBCDIC ASPEN |
IBM英小文字 | E | IBM英小文字 |
IBM英小文字拡張 | F | IBM英小文字拡張 |
NECカナ文字 | G | NECカナ文字 |
IBMカナ文字拡張 | H | IBMカナ文字拡張 |
ユーザテーブル1 | V | ユーザテーブル1 |
ユーザテーブル2 | W | ユーザテーブル2 |
ユーザテーブル3 | X | ユーザテーブル3 |
【注意】 | |
• | HULFT Ver.5(ACOS版以外)では、“IBM英小文字拡張”(F)および“NECカナ文字”(G)は選択できません。 |
• | HULFT Ver.7.3.0未満では、“IBMカナ文字拡張”(H)は選択できません。 |
配信するファイルの後ろスペースまたはNULL(X'00')の扱い
<表> 後続文字カット」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
ヌルカット | 0 | 後続のNULLをカットする |
スペースカット | S | 後続のスペースをカットする |
両方カット | A | 後続のスペースとNULLをカットする |
カットしない | N | 後続のスペースとNULLをカットしない |
転送タイプに“BINARY”(B)、“FORMAT”(F)、または“MULTIFORMAT”(M)を選択した場合、 “カットしない”(N)のみ選択できます。
【注意】 | HULFT Ver.5では、本項目を指定できません。 |
シフトコードのない機種へのコード変換を行うときのシフトコードの扱い
<表> 「シフトコードの扱い」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
カット | C | シフトコードを削除しデータを詰めた形に変換 |
スペース | S | シフトコードをスペースに変換 |
データを暗号化するキー
配信するファイルにセキュリティをかけます。相手ホストの集信管理情報に設定されている暗号キーと同じ暗号キーを設定してください。
データ配信時、可変長レコードにレコード長領域(RDW)を付加するかどうかの設定
<表> 「RDW付配信」の設定値
画面上の 選択肢 |
CSVファイルに 記載する値 |
説明 |
---|---|---|
する | Y | RDWを付加して配信する |
しない | N | RDWを付加せずに配信する |
【注意】 | 「転送タイプ」が“BINARY”(B)以外では、本項目を指定できません。 |
2. 配信管理情報以外の付加情報
転送定義を編集する各画面で、配信管理情報と共に表示される付加情報です。各項目は、HULFT-HUB Managerの画面から参照や更新ができます。
【注意】 | これらの付加情報は、クライアント(HULFT)側の管理画面からは参照できません。 |
この配信管理情報が登録されるクライアントのホスト名
【備考】 | 転送情報画面でのみ表示されます(変更不可)。 |
配信するファイルに対する表示名
HULFT-HUB Managerの画面上に表示される各ファイルIDをわかりやすく識別できるよう、配信管理情報内でユニークな名称を付与することを推奨します。
【備考】 | 管理情報収集配布画面では「表示名」と表示されます。 |
この配信管理情報が配布データとして登録されている一括配布情報のID
【備考】 | 管理情報収集配布画面で表示されます(変更不可)。 |
この配信管理情報を使用する業務グループID
【備考】 | 管理情報収集配布画面で表示されます。 |
設定時の注意点
メッセージの置換
以下の項目に“&MSG0”~“&MSG5”を指定することにより、配信要求時に指定したメッセージや集信側で送信要求時に指定されたメッセージに置換します(メッセージ送信機能)。
•汎用機DSN
•ボリューム通番
•ワークボリューム通番
•配信前ジョブID
•正常時ジョブID
•フォーマットID
•マルチフォーマットID
•連携DBID
•UNIT
•転送グループID
【注意】 | |
• | 転送グループIDは、管理情報収集配布画面からのみ編集できます。転送情報画面ではHULFT-HUB Managerで自動的に設定されたIDか既存の転送グループIDしか選択できませんので、メッセージの置換はできません。 |
• | メッセージ送信機能は、配信側、集信側双方のクライアントのバージョンが Ver.6以降の場合に使用できます。詳細については、クライアントの「アドミニストレーション・マニュアル」を参照してください。 |