管理情報収集配布機能とは

管理情報収集配布を使用すると、サーバおよびサーバ上で管理しているクライアントの各種管理情報を取得・配布できます。またCSVファイルとしてエクスポートすることで、外部ツールで管理・編集することもできます。

【備考】 最新の管理情報だけでなく、サーバ上にバックアップされた過去の管理情報も取得できます。

 

対象となるクライアントの管理情報は、以下のとおりです。

  • 配信管理情報
  • 集信管理情報
  • ジョブ起動情報
  • 詳細ホスト情報
  • 転送グループ情報
  • フォーマット情報
  • マルチフォーマット情報
  • メール連携情報
  • スケジュール情報
  • ファイルトリガ情報

対象となるサーバの管理情報は、以下のとおりです。

  • 転送情報
  • 転送先ホスト情報
【注意】  
配布できる管理情報は、クライアントの機種により異なります。
クライアント側で、個別に管理情報の追加、更新、削除を行った場合、クライアント側からサーバに対して変更を通知する機能はありません。クライアント側で直接管理情報を変更した場合は、必ずHULFT-HUB Managerの管理画面から管理情報取得を行って、サーバの管理情報を更新してください。詳細は管理情報の取得を参照してください。
管理情報収集配布のデータはPC上にHULFT-HUBユーザID単位で保存されます。配布データの編集、管理情報の再配布にあたっては、同一PCを使用し、同一ユーザでログインしてください。

 

管理情報収集配布機能は大きく下記の4つの機能に分けられます。

(1)インポート、エクスポートの機能

エクスポートは、管理情報を指定されたCSVファイルに出力します。

インポートは、指定されたCSVファイルからデータを読み込み、クライアント情報を元に以下のチェックを行います。

  • インポートしたデータが収容クライアントかどうか
  • インポートしたデータが収容クライアントに配布できる情報かどうか

読み込まれたデータが正しい場合、配布情報として格納します。

(2)管理情報の編集機能

管理情報の設定内容の変更、新規作成、コピー、削除を行います。

(3)管理情報収集配布機能

サーバで管理している管理情報をHULFT-HUB Manager上に取得します。

取得した管理情報を編集し、配布先クライアントを管理するHULFT-HUB Serverへ配布します。

HULFT-HUB Server上に管理情報を格納すると、HULFT-HUB Serverからクライアントへ管理情報が配布されます。

(4)結果確認機能

配布処理後、処理結果を一覧で表示します。また、配布処理に失敗したデータは再配布のため、クリアせずに保持します。