実行系・蓄積ファイル操作系のプロパティ

蓄積ファイル抽出、蓄積ファイル置換え、蓄積ファイル送出、蓄積ファイル削除の各アイコンを選択してツールバーの ボタンをクリックすると、各アイコンのプロパティを設定する画面が表示されます。

【備考】 以下に示すのは蓄積ファイル抽出の例ですが、蓄積ファイル置換え、蓄積ファイル送出、蓄積ファイル削除のプロパティ設定画面も項目は同じです。
【注意】 蓄積ファイル抽出、蓄積ファイル置換え、蓄積ファイル送出、蓄積ファイル削除の各ジョブステップを使用する場合、それより前に開始系・蓄積待ちまたはトリガ系・蓄積待ちが配置されている必要があります。
 

各項目の説明

ジョブステップID

ジョブステップを識別するID(必須)

16バイト以内の半角英数字で、ジョブフロー内で一意の値を指定してください。

表示名

ジョブステップの名称(任意)

40バイト以内の文字列で指定してください。

ジョブフローモニタ詳細画面、ジョブステップステータス画面で表示されます。

タイムアウト値

蓄積ファイルに対する操作の終了を待つ時間(任意)

5~86400の間で秒単位で指定してください。

“0”を指定すると、操作の終了を無制限に待ちます。

時間内に操作が終了しなかった場合はタイムアウトエラーとなります。

省略した場合は、ジョブフロー情報の「デフォルトタイムアウト値」で指定した値が採用されます。

タイムアウト時の完了コード

蓄積ファイルに対する操作が「タイムアウト値」で指定した時間内に終了しなかった場合の完了コード(任意)

-89999~999999の範囲の数値を指定してください。

省略した場合は、ジョブフロー情報の「タイムアウト時のデフォルト完了コード」で指定した値が採用されます。

開始タイミング

蓄積ファイルに対する操作を実行するタイミング(必須)

以下の2種類から選択してください。

  • 即時実行

    このジョブステップに制御が移ったら、すぐに操作を実行します。

  • 指定時刻にジョブを実行

    このジョブステップに制御が移った後、指定した時刻になるのを待って操作を実行します。

蓄積ファイル選択

操作の対象にする蓄積ファイル(必須)

「蓄積待ちのジョブID」のドロップダウンリストから、開始系・蓄積待ちまたはトリガ系・蓄積待ちのジョブステップIDを選択してください。

選択したジョブステップで指定されている蓄積ファイルの蓄積識別名、ホスト名、サービス名、ファイルID、送出先が一覧に表示されます。

操作の対象にしたい蓄積識別名の左のチェックボックスをチェックしてください。

【注意】  
「蓄積ファイル選択」で選択した操作対象の蓄積ファイルが“動的指定”の場合、「蓄積待ちのジョブID」で選択したジョブステップで指定した蓄積識別名が1つだけ自動的に設定されます。ホスト名、サービス名、ファイルIDには、それぞれ$HOSTNAME、$SERVICENAME、$FILEIDが設定されます。
送出先が有効なのは、蓄積ファイル送出の場合だけです。
  蓄積待ちのジョブステップIDを選択した後、次項の説明に従って送出先を選択すると、選択した送出先が表示されます。

送出先

蓄積ファイル送出の場合に、送出先を指定するために使用します。蓄積ファイル抽出、蓄積ファイル置換え、蓄積ファイル削除のプロパティ画面では、ボタンは無効化されています。

送出先は、選択した蓄積ファイルの転送情報で定義された送出先の中の1つ、または“全宛先”から選択できます。

[送出先選択]ボタンをクリックし、送出先選択画面を使用して送出先ホストを選択してください。

【注意】 「蓄積ファイル選択」で選択した操作対象の蓄積ファイルが“任意指定”の場合のみ、ボタンが有効になります。
  操作対象が“動的指定”の蓄積ファイルの場合、送出先は“全宛先”に固定されています。

複数の蓄積ファイルを選択した場合、一覧の上にあるものから順に処理されます。

一覧の右にある ボタンと  ボタンで蓄積ファイルの順番を変えることができます。

順番を変更したい蓄積ファイルを選択して ボタンをクリックすると、選択した蓄積ファイルの順番が1つ上がります。

同様にして ボタンをクリックすると、選択した蓄積ファイルの順番が1つ下がります。

コメント

ジョブステップについてのコメント(任意)

60バイト以内の文字列で指定します。