サーバ経由の転送(管理対象外ホストを含む)の転送履歴
サーバを経由する転送では、以下の設定の組み合わせによって、サーバから通知されるホスト名が変わります。
- 収容クライアント情報の「通知ホスト名」
- サーバのシステム動作環境設定の「HUB経由転送における通知ホスト名」
- サーバの隣接サーバ情報の「HUB通過時の転送元ホスト名」
集信側が管理対象外(中継あり)クライアントの場合
<図> 集信側が管理対象外(中継あり)クライアントの場合
C1の配信履歴
C?の集信ポートNo.をXXXXX、S1のポートNo.をZZZZZとした場合に、C1の配信履歴に記録される集信側ホストは<表1>のようになります。
このホスト名が、配信履歴一覧の「ホスト名」、配信履歴詳細情報の「集信ホスト名」に表示されます。
C?の集信履歴
C1の集信ポートNo.をYYYYYとした場合に、C3の集信履歴に記録される配信側ホストは<表1>のようになります。
【備考】 | C?は管理対象外(中継あり)クライアントなので、HULFT-HUB Managerからは集信履歴を参照できません。C?の管理画面から確認してください。 |
<表1>
C1の 「通知ホスト名」 |
C?の 「通知ホスト名」 |
HUB経由転送における通知ホスト名 | C1の配信履歴の集信側ホスト | C?の集信履歴の 配信側ホスト |
|
---|---|---|---|---|---|
自動配置の場合 | 手動配置の場合 | ||||
(省略) | (省略) | ポート番号付きの形式 | C?_XXXXX | S1_ZZZZZ | C1_YYYYY |
管理対象のみポート番号付きの形式 | C?_XXXXX | S1_ZZZZZ | C1 | ||
ポート番号無しの形式 | C? | S1 | C1 | ||
(省略) | N? | ポート番号付きの形式 | C?_XXXXX | S1_ZZZZZ | N? |
管理対象のみポート番号付きの形式 | C?_XXXXX | S1_ZZZZZ | |||
ポート番号無しの形式 | C? | S1 | |||
N1 | (省略) | ポート番号付きの形式 | ― | N1 | C1_YYYYY |
管理対象のみポート番号付きの形式 | C1 | ||||
ポート番号無しの形式 | C1 | ||||
N1 | N? | ポート番号付きの形式 | ― | N1 | N? |
管理対象のみポート番号付きの形式 | |||||
ポート番号無しの形式 |
【注意】 | C1の「通知ホスト名」を設定した場合、自動配置では経路設定を実行できません。手動配置で実行してください。 |
配信側が管理対象外(中継あり)クライアントの場合
<図> 配信側が管理対象外(中継あり)クライアントの場合
C?の配信履歴
C3の集信ポートNo.をXXXXX、S1のポートNo.をZZZZZとした場合に、C?の配信履歴に記録される集信側ホストは<表2>のようになります。
【備考】 | C?は管理対象外(中継あり)クライアントなので、HULFT-HUB Managerからは配信履歴を参照できません。C?の管理画面から確認してください。 |
C3の集信履歴
C?の集信ポートNo.をYYYYYとした場合に、C3の集信履歴に記録される配信側ホストは<表2>のようになります。
このホスト名が、集信履歴一覧の「ホスト名」、集信履歴詳細情報の「配信ホスト名」に表示されます。
<表2>
C?の 「通知ホスト名」 |
C3の 「通知ホスト名」 |
HUB経由転送における通知ホスト名 | C?の配信履歴の集信側ホスト | C3の集信履歴の 配信側ホスト |
|
---|---|---|---|---|---|
自動配置の場合 | 手動配置の場合 | ||||
(省略) | (省略) | ポート番号付きの形式 | C3_XXXXX | S1_ZZZZZ | C?_YYYYY |
管理対象のみポート番号付きの形式 | C3 | S1 | C?_YYYYY | ||
ポート番号無しの形式 | C3 | S1 | C? | ||
(省略) | N3 | ポート番号付きの形式 | C3_XXXXX | S1_ZZZZZ | N3 |
管理対象のみポート番号付きの形式 | C3 | S1 | |||
ポート番号無しの形式 | C3 | S1 | |||
N? | (省略) | ポート番号付きの形式 | ― | N? | C?_YYYYY |
管理対象のみポート番号付きの形式 | C?_YYYYY | ||||
ポート番号無しの形式 | C? | ||||
N? | N3 | ポート番号付きの形式 | ― | N? | N3 |
管理対象のみポート番号付きの形式 | |||||
ポート番号無しの形式 |
【注意】 | C?の「通知ホスト名」を設定した場合、自動配置では経路設定を実行できません。手動配置で実行してください。 |
集信側が管理対象外(中継なし)クライアントの場合
<図> 集信側が管理対象外(中継なし)クライアントの場合
管理対象外(中継なし)クライアントを含む転送は直接転送となるため、ホスト名は“C1”、“C?”になります。直接転送の転送履歴を参照してください。
配信側が管理対象外(中継なし)クライアントの場合
<図> 配信側が管理対象外(中継なし)クライアントの場合
管理対象外(中継なし)クライアントを含む転送は直接転送となるため、ホスト名は“C?”、“C3”になります。直接転送の転送履歴を参照してください。
集信側が管理外サーバの場合
<図> 集信側が管理外サーバの場合
C1の配信履歴
S?のポートNo.をXXXXXとした場合に、C1の配信履歴に記録される集信側ホストは<表5>のようになります。
このホスト名が、配信履歴一覧の「ホスト名」、配信履歴詳細情報の「集信ホスト名」に表示されます。
<表5>
C1の 「通知ホスト名」 |
S1の 「HUB経由転送における通知ホスト名」 |
C1の配信履歴の 集信側ホスト |
---|---|---|
(省略) | ポート番号付きの形式 | S?_XXXXX |
管理対象のみポート番号付きの形式 | S?_XXXXX | |
ポート番号無しの形式 | S? | |
N1 | ポート番号付きの形式 | N1 |
管理対象のみポート番号付きの形式 | ||
ポート番号無しの形式 |
配信側が管理外サーバの場合
<図> 配信側が管理外サーバの場合
C3の集信履歴
S??のポートNo.をXXXXX、C??の集信ポートNo.をYYYYYとした場合に、C3の集信履歴に記録される配信側ホストは<表6>のようになります。
このホスト名が、集信履歴一覧の「ホスト名」、集信履歴詳細情報の「配信ホスト名」に表示されます。
<表6>
S??の隣接サーバ情報に登録された S1の「HUB通過時の転送元ホスト名」 |
C3の 「通知ホスト名」 |
S1の 「HUB経由転送における通知ホスト名」 |
C3の集信履歴の 配信側ホスト |
---|---|---|---|
通過サーバーに見せる | (省略) | ポート番号付きの形式 | S??_XXXXX |
管理対象のみポート番号付きの形式 | S??_XXXXX | ||
ポート番号無しの形式 | S?? | ||
N3 | ポート番号付きの形式 | N3 | |
管理対象のみポート番号付きの形式 | |||
ポート番号無しの形式 | |||
配信側クライアントのまま | (省略) | ポート番号付きの形式 | C??_YYYYY |
管理対象のみポート番号付きの形式 | C??_YYYYY | ||
ポート番号無しの形式 | C?? | ||
N3 | ポート番号付きの形式 | N3 | |
管理対象のみポート番号付きの形式 | |||
ポート番号無しの形式 |
【注意】 | C??は、S1とC3が所属するHULFT-HUBシステムの構成図には表示されません。 |
また、S??の隣接サーバ情報とC??の収容クライアント情報を、S1とC3が所属するHULFT-HUBシステムから参照することはできません。 |