クライアントのホスト定義
(1) 自ホストに関する定義
クライアントの自ホスト名は、各機種によって設定する個所が異なります。クライアントの「アドミニストレーション・マニュアル」を参照して設定してください。
HULFT-HUB Managerの管理画面で、システムにクライアントを追加する際は、上記の「クライアントの自ホスト名」を登録してください。
クライアントのホスト名を変更した場合は、旧ホストを削除し、新たにホストを登録する作業が必要です。
1. 旧ホストの削除と新ホストの登録
HULFT-HUB Manager管理画面の構成図から旧ホストを削除し、新ホストを登録してください。
新ホストは業務グループに登録されていないため、併せて業務グループへの再登録も必要です。
2. 転送情報の変更
詳細ホスト情報のホスト名と転送グループID内のホスト名を、旧ホスト名から新ホスト名に変更する必要があります。HULFT-HUB Manager の管理情報収集配布機能を使用してこれらの情報を変更してください。
詳細は、HULFT-HUB Manager のオンラインヘルプを参照してください。
3. TCP/IPに関するホスト定義
管理元HULFT-HUB Server上のTCP/IPに関するホスト定義(hostsファイルやDNSサーバ等)の変更が必要です。
(2) 相手ホストに関する定義
HUB転送の相手ホストに関して、HULFT-HUBのシステム定義に以下の定義が必要です。それぞれの定義情報の詳細についてはHULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。
a) HULFT-HUBのシステム定義
詳細ホスト情報
HULFT-HUBのクライアントは、HULFT-HUBネットワークに接続するため、詳細ホスト情報の「ホスト名」、「PROXYサーバ名」、および「PROXYポートNo.」を使用します。本定義は、HULFT-HUB ManagerでHULFT-HUB Serverを経由する転送の情報を定義したとき自動的に設定されます。HULFT-HUB Serverを経由して転送する場合は、宛先に関する詳細ホスト情報を変更しないでください。
ホスト名
HULFT-HUB Serverを経由する転送で使用される詳細ホスト情報のホスト名は、以下の設定値によって変わります。
クライアントの状況照会画面や、履歴情報のリストおよびファイルに出力されるホスト名も同様です。
詳細は、「HUB経由の転送で使用する詳細ホスト情報」を参照してください。
PROXY情報
クライアントがHULFT8の場合とHULFT8未満の場合で設定項目が異なります。
HULFT8の場合
PROXYサーバ情報
集配信を中継するHULFT-HUB Serverのうち、クライアントへの経路が最も近いHULFT-HUB Server（管理元サーバ）のホスト名と集信ポートNo.が設定されます。
HULFT8未満の場合
自ネットPROXY情報
集配信を中継するHULFT-HUB Serverのうち、クライアントへの経路が最も近いHULFT-HUB Server（管理元サーバ）のホスト名と集信ポートNo.が設定されます。
相手ネットPROXY情報
自ホスト名と自ホストの集信ポートNo.が設定されます。
転送グループ情報
HULFT-HUBのクライアントは、HULFT-HUBネットワークに接続するために「転送グループ情報」を使用します。本定義は、HULFT-HUB ManagerでHULFT-HUB Serverを経由する転送の情報を定義したとき自動的に設定されます。
HULFT-HUB Serverを経由して転送する場合は、宛先に関する「転送グループ情報」を変更しないでください。
転送グループID
既存の転送グループ情報の中に利用可能なIDがある場合は、そのIDが設定されます。
利用可能なIDがない場合は、「HB」で始まる8文字のIDが新規作成されて設定されます。
ホスト名
詳細ホスト情報のホスト名が設定されます。
b) TCP/IPに関するホスト定義
TCP/IPに関するホスト定義に、以下の定義が必要です。
管理元HULFT-HUB Serverのホスト名とIPアドレス