経路一括変更機能

経路一括変更機能には、HUB転送への切り替えと直接転送への切り替えの2種類があります。

(1) HUB転送への切り替え

HULFTが稼動している既存の環境にHULFT-HUBシステムを導入する場合、管理情報の変更などの移行作業が必要です。経路一括変更機能を利用して、既存の管理情報をHULFT-HUB Serverに接続できるように一括で変更することができます。

HUB転送への切り替えの詳細については「HULFT-HUB経由転送への移行」を参照してください。

(2) 直接転送への切り替え

HULFT-HUBを経由した転送から直接転送(Peer to Peer転送)へ切り替える場合、管理情報などの移行作業が必要です。経路一括変更機能を利用して、既存の管理情報をHULFTに接続できるように一括で変更することができます。

直接転送への切り替えの詳細については「直接転送への戻し方」を参照してください。

注意
  • 経路一括変更を行っても、簡易転送はHUB経由になりません。経路一括変更はHULFTの管理情報を更新することで実現していますが、簡易転送は管理情報を参照せずに転送先ホストを指定するためです。

  • 経路一括変更で直接転送をHUB転送に切り替えた場合、転送情報が作成されません。このため、転送時に動作制限が発生します。詳細は「転送情報が存在しない場合の留意点」を参照してください。

  • HULFT-HUB Managerの転送情報画面で「経路設定」から以下のいずれかを選択した場合、その転送は経路一括変更機能の対象にはなりません。

    • [HUB経由]-[自動配置]-[HUB同報](集信側ホストが複数の場合)

    • [HUB経由]-[手動配置]