管理画面

表C.2 HULFT-HUB Manager管理画面でのトラブル

症状

点検・対応

クライアントの登録に失敗する

ログインサーバからクライアントまで物理的にLAN(WAN)がつながっているか、確認してください。

管理元サーバが正しくインストールされていない可能性があります。正しくインストールされているか確認してください。

インストールが失敗していた場合、クライアント登録に必要なファイルが生成されない場合があります。

【ENTグレードのみ】

ログインサーバから管理元サーバまで、接続線で結ばれているか確認してください。

【ENTグレードのみ】

クライアントの管理元サーバが起動していない可能性があります。起動しているか確認してください。

また、管理画面を最新の情報に更新してください。

クライアント側に、Manager接続オプションが導入されているか、確認してください。

クライアントの要求受付プログラムが起動しているか、確認してください。

クライアントのホスト名、要求受付ポート番号、ホスト種が正しく登録されているか、確認してください。

クライアント側でパスワードチェックや管理画面のセキュリティを設定している場合、ユーザ名とパスワードが正しく登録されているか確認してください。

クライアント追加権限のあるユーザでログインしてください。

クライアントがMainframeのMSPまたはXSPの場合、クライアントのホスト情報の「PROXYサーバ名」に書かれたホスト名と同じホスト名をクライアントのTISPに登録しているか、確認してください。

【ENTグレードのみ】

構成図で隣接サーバが起動のアイコンにならない

(灰色のアイコンのまま)

ログインサーバから該当サーバまで物理的にLAN(WAN)がつながっているか、確認してください。

ログインサーバから該当サーバまで接続線で結ばれているか、確認してください。

該当サーバが起動しているか、確認してください。

該当サーバのホスト名、サービス名、ポート番号が正しく登録されているか、確認してください。

ユーザ権限を変更できない

(ユーザ管理画面を開けない)

administratorでログインしているか、確認してください。

収容クライアントが表示されない

クライアントの管理元サーバが起動してるか、確認してください。

クライアントの管理元サーバへの接続制限があるユーザでログインしているか、確認してください。

【ENTグレードのみ】

ログインサーバからクライアントの管理元サーバまでの経路が設定されているか、確認してください。

物理的にLAN(WAN)がつながっているか、確認してください。

中継サーバがすべて起動しているか、確認してください。

構成図を位置情報ファイルからインポートできない

指定したファイルが位置情報ファイルかどうか、確認してください。

位置情報ファイルのログインサーバと現在ログインしているサーバが異なっている可能性があります。ログインサーバが正しいかどうか、確認してください。

クライアントの稼動状態が正しく表示されない

稼動監視間隔で指定した時間が経過している可能性があります。管理画面の表示を最新状態に更新してください。

収容クライアント情報に登録したホスト名、要求受付ポートNo.が実際のクライアントの設定と異なる可能性があります。正しい情報が登録されているか、確認してください。

登録したホストが応答しない場合、未起動アイコン(黒色)で表示されます。

クライアントのHULFTのバージョンがVer.5の可能性があります。

Ver.5のクライアントは、稼動監視機能のサポート対象外です。すべて稼働中のアイコン(カラー)で表示されます。設定パネルエリアには、[稼動状況]パネルは表示されません。

クライアントのHULFTのバージョンがVer.4以下の可能性があります。

Ver.4以下のクライアントは、稼動監視機能のサポート対象外です。すべて管理対象外のアイコン(灰色)で表示されます。

クライアントのHULFTは、HULFT BB Client for Windowsの可能性があります。

HULFT BB Client for Windowsは、稼動監視機能のサポート外です。すべて管理対象外のアイコン(灰色)で表示されます。

構成図のアイコンの位置を戻せない

(自動配置機能を使用)

自動配置を使用して位置変更を行った場合、「やり直し」や「元に戻す」は無効となります。

構成図を保存しないでHULFT-HUB Managerをログオフし、再ログインを行ってください。自動配置を行う前に構成を保存した時点の状態に戻ります。

クライアントシステム動作環境設定を更新できない

HULFT-HUB Managerを導入しているPCからクライアントを管理元サーバまでの経由が設定されてるか、確認してください。

また、物理的にLAN(WAN)がつながっているか確認してください。

ENTグレードの場合、中継サーバがすべて起動しているか、確認してください。

クライアントが起動しているか、確認してください。

クライアントの管理元サーバが起動しているか、確認してください。

要求受付ポートNo.をHULFT-HUB Managerから変更した場合、クライアントを再起動する必要があります。クライアントを再起動してください。

クライアントへ接続するためのユーザID、パスワードが正しく登録されているか、収容クライアント情報を確認してください。

システム動作環境設定更新権限のあるユーザでログインしているか、確認してください。

クライアントがHULFT for IBMiの場合、システム動作環境設定はHULFT-HUB Managerから更新できません。参照のみ可能です。

エラー確認を行ったにも関わらず、構成図でサーバのアイコンが起動中アイコン(黄緑色)に戻らない

構成図が最新の情報になっていない可能性があります。構成図を最新の情報に更新してください。

エラー確認を行ったサーバが起動しているか、確認してください。

【ENTグレードのみ】

サーバ間接続できない

(隣接サーバの設定に失敗する)

ログインサーバから接続したいサーバまで物理的にLAN(WAN)がつながっているか、確認してください。

ログインサーバから接続したいサーバまで接続線で結ばれているか、確認してください。

接続したいサーバが起動しているか、確認してください。

接続したいサーバのHULFT-HUB Serverが起動しているか、確認してください。

サーバ間接続権限のあるユーザでログインしているか、確認してください。

隣接サーバにHULFT-HUB Server Ver.3が導入されているか、確認してください。

HULFT-HUB Server Ver.3が導入されたサーバから、Ver.3未満のHULFT-HUB Serverが導入された隣接サーバに対して、接続線を結ぶことはできません。

管理対象外のサーバとの接続か、確認してください。

管理対象外サーバ側には隣接サーバ情報が登録できないため、接続線は破線で表示されます。

【ENTグレードのみ】

隣接サーバがあるのに経路設定ができない

2つのサーバが接続線で結ばれているか、確認してください。

もう一度、接続線で結び直してください。

【ENTグレードのみ】

代替サーバの設定ができない

(現用サーバから代替サーバへの代替線を引けない)

「代替/レプリケーション機能(ENTグレードのみ)」を参照してください。

【ENTグレードのみ】

現用サーバが停止したのに、代替サーバに運用が切り替わらない

「代替/レプリケーション機能(ENTグレードのみ)」を参照してください。

【ENTグレードのみ】

サーバが赤色で表示されている

該当サーバを経由したファイル転送に失敗している可能性があります。

転送モニタ画面で、転送に失敗したファイルを確認してください。障害を回復した後に、「表示」メニューから「エラー確認」を行ってください。