アプリケーションの設定

連携設定フォームで、アプリケーションを設定する方法について説明します。

= 備考 =

この操作を実施するために必要なユーザ権限については、「管理者マニュアル」を参照してください。なお、ユーザ権限や業務セット操作権限の有無によって、画面の表示内容が異なる場合があります。

(1) 登録済みアプリケーションの設定

EDI Baseに登録済みのアプリケーションを設定する手順を次に示します。

1. アプリケーション一覧を表示

連携設定フォームで、「アプリケーション - 運用グループ」の[一覧]ボタンをクリックします。

EDI Baseアプリケーション一覧照会画面が表示されます。

注意

アプリケーションタイプがJOBの場合のみ、EDI Baseアプリケーション一覧照会にアプリケーションが表示されます。

アプリケーション

EDI Baseに登録済みのアプリケーションが表示されます。

注釈

該当するアプリケーションについての注釈が表示されます。

運用グループ

該当するアプリケーションが属する運用グループが表示されます。

2. アプリケーションを反映

設定するアプリケーションを選択して、[反映]ボタンをクリックします。

選択したアプリケーションが、表示・入力エリアの連携設定フォームに反映されます。

連携設定フォームについては、「連携設定」「連携パターン1」画面3.1 「連携パターン3」画面3.3 を参照してください。

(2) 新規登録または更新したアプリケーションの設定

新規登録または更新したアプリケーションを設定する手順を次に示します。

なお、ファイルをマージして転送する場合のアプリケーションの設定については、「マージ転送時の業務情報」を参照してください。

1. アプリケーション情報登録フォームの表示

アプリケーションを新規登録する場合は、連携設定フォームで「アプリケーション - 運用グループ」の[新規]ボタンをクリックします。アプリケーションを更新する場合は、連携設定フォームで「アプリケーション - 運用グループ」に更新するアプリケーションの名称を入力して、[詳細]ボタンをクリックします。

表示・入力エリアにEDI Baseアプリケーション情報登録フォームが表示されます。

2. アプリケーション情報の設定

アプリケーション情報を設定します。

EDI Baseアプリケーション情報登録フォームの設定項目を次に示します。

注意
  • 連携設定フォームで、HDC-EDI Managerで準備されているアプリケーションの[詳細]ボタンをクリックした場合、アプリケーションは編集できません。

  • HDC-EDI Managerで準備されているアプリケーションを基に新しいアプリケーションを登録する場合は、[コピー]ボタンを使用してください。

  • アプリケーションタイプがJOBのアプリケーションの場合のみ、[詳細]ボタンをクリックするとアプリケーションを編集できます。

= 備考 =

入力禁止文字については、「画面操作時の注意事項」「(1) 入力禁止文字」を参照してください。

アプリケーション識別情報

運用グループ

新規登録するアプリケーションが属する運用グループを指定します。この項目を省略することはできません。入力禁止文字以外の文字を16バイト以内で入力してください。[一覧]ボタンをクリックすると運用グループ照会画面が表示され、そこから運用グループを選択して指定することができます。

なお、アプリケーションを更新する場合は、アプリケーションが属している運用グループが表示されます。このとき、運用グループを編集することはできません。

アプリケーション

新規登録するアプリケーションの名称を指定します。この項目を省略することはできません。入力禁止文字以外の文字を16バイト以内で入力してください。

なお、アプリケーションを更新する場合は、アプリケーションの名称が表示されます。このとき、アプリケーションを編集することはできません。

注釈

アプリケーションについての注釈を指定します。入力禁止文字以外の文字を64バイト以内で入力してください。

「起動情報」、「オプション」、および「ファイル保存情報」の項目については、EDI Baseの「Application Guide」を参照してください。

なお、「APポートグループ」、「並列処理数」、「保存日数」、「繰越日数」を省略することはできません。また、[一覧]ボタンをクリックすると照会画面が表示され、そこからAPポートグループを指定することができます。

3. 最初のJOBステップを登録

JOBリレーションの中で、最初に起動するJOBステップを新規登録する場合は、[起動No.1登録]ボタンをクリックします。

= 備考 =

JOBステップを更新する場合や、2番目以降に起動するJOBステップを設定する場合は、「8. JOBステップ情報を更新」に進んでください。JOBステップを更新しない場合は、「11. アプリケーション情報を登録」に進んでください。

表示・入力エリアにEDI BaseJOBリレーション情報登録フォームが表示されます。

4. JOBステップ情報の設定

最初に起動するJOBステップ情報を設定します。

EDI BaseJOBリレーション情報登録フォームの設定項目を次に示します。

注意

JOBステップを削除した場合、削除したJOBステップに連なる次JOBステップはすべて削除されます。

= 備考 =
  • 「連携先情報」は、「JOBステップ種別」が「オリジナルJOBステップ」の場合は表示されません。

  • 入力禁止文字については、「画面操作時の注意事項」「(1) 入力禁止文字」を参照してください。

  • アプリケーションのJOBリレーション情報に設定されているJOBステップが削除されている場合、HDC-EDI ManagerからJOBリレーション情報を登録することはできません。EDI BaseからJOBリレーション情報を登録してください。

識別情報

運用グループ

アプリケーションが属する運用グループが表示されます。

アプリケーション

アプリケーションの名称が表示されます。

起動No.

JOBステップの起動No.が表示されます。

JOBステップ種別

「連携JOBステップ」を選択すると、「JOBステップ」にはHDC-EDI Managerで準備されているJOBステップが自動で設定されます。自動で設定されるJOBステップについては「準備されている連携情報」を参照してください。

「オリジナルJOBステップ」を選択すると、「JOBステップ」に利用者が作成したJOBステップを設定できます。

JOBステップ

EDI Baseに登録済みのJOBステップを指定します。この項目を省略することはできません。入力禁止文字以外の文字を16バイト以内で入力してください。[一覧]ボタンをクリックするとJOBステップ情報照会画面が表示され、そこからJOBステップを選択して指定することができます。

なお、「JOBステップ種別」が「連携JOBステップ」の場合は非活性になります。

= 備考 =

この画面からJOBステップを新規登録して設定することはできません。JOBステップを新規登録する場合は、EDI Baseにログインして行ってください。EDI Baseにログインする手順については「EDI Baseの管理情報の設定」を参照してください。

連携先情報

ファイルID

連携先のHULFTのファイルIDを選択して指定します。この項目を省略することはできません。連携先がHULFTの場合に表示されます。

ファイル

連携先のEDI Baseのファイル情報を選択して指定します。この項目を省略することはできません。連携先がEDI Baseの場合に表示されます。

「処理情報」の項目については、EDI Baseの「Application Guide」を参照してください。なお、「送受信者運用グループ」、「送受信者」、および「ファイル」については、[一覧]ボタンをクリックすると照会画面が表示され、そこから指定することができます。

また、「オプション」については、[入力支援]ボタンを使って指定できます。オプションを指定する手順については、「5. オプションパラメータを指定」「6. オプションパラメータを反映」を参照してください。

5. オプションパラメータを指定

必要に応じて「オプション」の[入力支援]ボタンをクリックし、オプションパラメータを指定します。

注意

「JOBステップ種別」に「オリジナルJOBステップ」を設定した場合、[入力支援]ボタンは非活性になります。その場合は、「オプション」にオプション情報を手動で入力してください。

= 備考 =

「オプション」を指定しない場合は、「7. JOBリレーション情報を登録」に進んでください。

HULFTパラメータ入力支援画面が表示されます。表示内容は、EDI BaseJOBリレーション情報登録フォームの「JOBステップ」の設定によって異なります。

JOBステップが「HDC_UTLSEND」の場合

注意

連携時に必ずHULFTの同期転送を行うため、基本パラメータの同期転送のチェックを変更することはできません。

JOBステップが「HDC_LOAD_S」または「HDC_LOAD_R」の場合

オプションパラメータ入力支援画面の項目については、HULFTの「オペレーション マニュアル」、またはEDI Baseの「Operation Guide」を参照してください。

6. オプションパラメータを反映

[反映]ボタンをクリックします。

オプションパラメータ入力支援画面の設定内容が、EDI BaseJOBリレーション情報登録フォームに反映されます。

7. JOBリレーション情報を登録

EDI BaseJOBリレーション情報登録フォームで、[登録]ボタンをクリックします。

表示・入力エリアに、JOBリレーション情報の登録内容が反映されたEDI Baseアプリケーション情報登録フォームが表示されます。

8. JOBステップ情報を更新

JOBステップを更新する場合や、2番目以降に起動するJOBステップを設定する場合は、JOBステップのリンク文字をクリックします。

表示・入力エリアに、クリックしたJOBステップの情報が設定されたEDI BaseJOBリレーション情報登録フォームが表示されます。EDI BaseJOBリレーション情報登録フォームの表示項目は、JOBステップの起動No.によって異なります。

起動No.1の場合

EDI BaseJOBリレーション情報登録フォームの詳細については、「3. 最初のJOBステップを登録」「4. JOBステップ情報の設定」を参照してください。ただし、JOBステップ種別およびJOBステップは編集できません。

起動No.2~8の場合

「識別情報」および「連絡先情報」の項目については、「3. 最初のJOBステップを登録」「4. JOBステップ情報の設定」を参照してください。

「起動情報」および「処理情報」の項目については、EDI Baseの「Application Guide」を参照してください。なお、「終了コード」を省略することはできません。「送受信者運用グループ」、「送受信者」、および「ファイル」については、[一覧]ボタンをクリックすると照会画面が表示され、そこから指定することができます。

また、「オプション」の設定手順については、「5. オプションパラメータを指定」「6. オプションパラメータを反映」を参照してください。

9. 次JOBステップを設定

次に起動するJOBステップを登録する場合は、[次JOBステップ登録]ボタンをクリックします。

次に起動するJOBステップのEDI BaseJOBリレーション情報登録フォームが表示されます。必要な数のJOBステップを登録してください。ただし、登録できるJOBステップは起動No.8までです。

10. 次JOBステップを登録

[登録]ボタンをクリックします。

表示・入力エリアに、登録内容が反映されたEDI Baseアプリケーション情報登録フォームが表示されます。

11. アプリケーション情報を登録

[登録]ボタンをクリックします。

表示・入力エリアに、登録したアプリケーションが設定された連携設定フォームが表示されます。連携設定フォームについては、「連携設定」「連携パターン1」画面3.1 「連携パターン3」画面3.3 を参照してください。

なお、アプリケーションを新規登録した場合、登録したアプリケーションの状態は「開始」になります。