[モデリング: DataSpider Servista連携編] ステップ0: 準備


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作業自動化のニーズ

「モデリングチュートリアル: 詳細編」で編集した「ログインID発行」アプリによって、ログインID発行の申請には上司のチェックが入るよう改善されました。
しかし、運用に伴い 小林さんから次のような要望があがりました。
ログインIDを発行した際に 小林さんが管理しているExcelファイル「ログインID管理台帳」への記載忘れが多く、また大変手間であるという報告があり、是非ともその部分の集計・保存の作業を自動化してほしいというものでした。
 佐藤さんはログインIDを発行した後に「メッセージ送信中間イベント(DataSpider Servista)」を追加し、発行したログインID等の情報を、DataSpider Servistaを使用してExcelファイル「ログインID管理台帳」に自動登録することにしました。

修正のストーリー

DataSpider Servistaのスクリプトを実行するイベントを、「台帳保存」イベントとします。
このイベントを現在の「ログインID発行」アプリに加えるために、以下の順で修正を行っていきます。
  1. DataSpider Servista側で、データを受け取ってExcelファイル「ログインID管理台帳」に保存するスクリプトを作成します。
  2. DataSpider BPM側で、「発行」タスクの次に、「台帳保存」イベントを配置します。
  3. DataSpider BPM側で、「発行」タスク → 「台帳保存」イベント → 「確認」タスクとなるように、シーケンスフローのつなぎかたを変更します。
  4. DataSpider BPM側で、追加した「台帳保存」イベントに、最初に作成したDataSpider Servistaのスクリプトを実行するよう設定します。

登場人物紹介

各ステップの内容

上記の修正を、実際にDataSpider BPMの中で行っていきましょう。
ステップ1から順にチュートリアルを実行して、「ログインID発行」アプリの修正版を完成させましょう。

さあ、はじめましょう!

ここでは、「ログインID発行」アプリの修正作業の流れを確認しました。
ステップ1では、スクリプトの新規作成(DataSpider Servista)方法について説明します。

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