[モデリング: 分岐編] はじめに
>> [ステップ0: 準備]
分岐の設定
アプリを設計していると、「チェックがOKであれば先に進むが、NGなら差し戻す」と、条件によってフローの流れを変えたいということがよくあります。
また、「最終的な結果の確認は本人とその上司にも確認させる」という場合には、フローの流れが複数に分かれることもあります。
このような流れのルールを設定するのが「分岐の設定」になります。
「Q004-稟議」アプリでは
佐藤さんは、最近不景気になってきたこともあり、稟議業務の見直しを考えていました。
これまでは、経理部のチェック担当者に社長承認要否の判断を委ねていましたが、一定金額以上のものは必ず社長承認を通すように変更することにしました。
さっそく体験してみましょう!
それでは、「Q004-稟議」というサンプルのアプリを使用して、社長承認条件を変更してみましょう。
すでに以下の作業を行っている場合は、再度行う必要はありません。
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このチュートリアルで登場する組織は、$DSBPM_HOME¥sampleディレクトリに、sample_group.csvという名前でCSVファイルを用意していますので、[システム設定]-[組織一覧]-[組織一括登録]からインポートして使用してください。
インポートする際には、親組織に、「全社」を指定して組織の関連付けを行ってください。
組織の一括登録に関する詳細は、「組織一括登録」を参照してください。
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このチュートリアルで登場するユーザは、$DSBPM_HOME¥sampleディレクトリに、sample_user.csvという名前でCSVファイルを用意していますので、[システム設定]-[ユーザ一覧]-[ユーザ一括登録]からインポートして使用してください。
ユーザの一括登録に関する詳細は、「ユーザ一括登録」を参照してください。
パスワードが、現在のパスワードポリシーの設定に合致しない場合があります。適宜パスワードまたはパスワードポリシーを変更してください。
パスワードポリシーに関する詳細は、「ログイン」を参照してください。
インポート後、以下の操作を行ってください。
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以下のユーザに対して権限を付与してください。
権限に関する詳細は、「システム権限一覧」を参照してください。
佐藤さん: システム管理権限、アプリ作成権限、ユーザ管理権限
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ログアウトし、佐藤さんで再度ログインします。
- [メールアドレス]: Sato@localhost.localdomain
- [パスワード]: ssssssss(sが8つ)
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このチュートリアルで使用する「Q004-稟議」アプリは、$DSBPM_HOME¥sampleディレクトリに、Q004-稟議.qarという名前でアプリアーカイブファイルを用意していますので、[アプリ設定]-[アーカイブから新規作成]からインポートして使用してください。
インポートする際には、システム内の組織に、[社長]および[起案者]には「全社」、[経理部]には「経理部」を指定して組織の関連付けを行ってください。
アーカイブからの新規作成に関する詳細は、「アーカイブから新規作成」を参照してください。
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