変数の定義方法については、こちらを参照してください。
起動時のファイルの指定方法については、こちらを参照してください。
| <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <scriptrunner> <connection> <host>localhost</host> <port>7700</port> <ssl>false</ssl> <description>ScriptRunnerから実行します。</description> <user>root</user> <password>password</password> </connection> <params> <param project="root@project" script="script"> <input key="var">value</input> <option key="TYPE">production</option> <option key="ENABLE_TYPE_SWITCH">false</option> <option key="ENABLE_XML_LOG">true</option> <option key="LOG_LEVEL">FINFO</option> </param> </params> </scriptrunner> |
TYPEを指定する<option>要素は省略可能です。その場合は、「デフォルト」の種別として実行します。
| 要素 | 属性 | 必須/省略可 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| scriptrunner | - | 必須 | ||
| connection | - | 必須 | 接続情報を記述します。scriptrunner要素に一つ記述します。 | |
| host | - | 省略可 | DataSpiderServerホスト名/IPを指定します。省略した場合、127.0.0.1を設定します。 | |
| port | - | 省略可 | DataSpiderServerポート番号を指定します。省略した場合、7700を設定します。 ssl要素の内容が[true]の場合、[コントロールパネル]-[DataSpiderServerの設定]-[セキュリティ]タブで設定されているHTTPSのポート番号を指定してください。 |
|
| ssl | - | 省略可 | DataSpiderServerとHTTPS接続を行うかどうかを指定します。
ssl要素の内容が[true]以外、または省略した場合、[false]を設定します。
|
|
| description | - | 省略可 | このScriptRunnerで実行した際のセッションの情報を指定します。ここで指定した情報はコントロールパネルの「タスクマネージャ」の[セッション]タブの[説明]項目に表示される内容です。 | |
| user | - | 必須 | スクリプトを実行するユーザ | |
| password | - | 必須 | スクリプトを実行するユーザのパスワード | |
| encrypt | 省略可 | password要素の内容(パスワード)が暗号化されているかどうかを表します。
encrypt属性の内容が[true]以外、または省略した場合、[false]を設定します。 平文で指定されているパスワードを暗号化する方法については、「起動設定ファイルのパスワード暗号化」を参照してください。
|
||
| params | - | 必須 | ||
| param | - | 必須 | 起動スクリプトの設定をします。param1つが1つのスクリプトの起動に対応します。params要素に複数のparamを記述できます。 | |
| project | 必須 | サービス名を指定します。デフォルトのサービス名の形式は<作成者>@<プロジェクト名>となります。 | ||
| script | 必須 | スクリプト名を指定します。 | ||
| input | - | 省略可 | スクリプトに渡す引数を設定します。param要素に複数のinputを指定できます。 | |
| key | 必須 | スクリプトに渡す引数の名前です。スクリプトで設定した引数名と同一である必要があります。 | ||
| option | - | 省略可 | スクリプトに渡すオプションです。param要素に複数のoptionを指定できます。
オプションについては、「オプション」を参照してください。 |
|
| key | 必須 | オプションのキーです。 |
デザイナで設定したスクリプト変数の初期値を使用したい場合は、その変数をinput要素のkey属性に指定しないようにします。
| スクリプト変数の型 | デフォルト値 | 備考 |
|---|---|---|
| 文字列型 | 空文字 | |
| 整数型 | 0 | 整数以外の値を指定した場合も「0」が設定されます。(例:文字列) |
| 10進数型 | 0 | 10進数以外の値を指定した場合も「0」が設定されます。(例:文字列) |
| 日付/時間型 | 1970-01-01T09:00:00.000+0900 | |
| 真偽値型 | false | |
| バイナリ型 | null | |
| XML型 | 空文字 |
| キー | 値 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|---|
| TYPE | - | 実行時の種別を指定します。 | |
| default | 「デフォルト」種別で実行します。 TYPEが指定されなかった場合も「デフォルト」で実行します |
||
| test | 「テスト用」種別で実行します。 | ||
| production | 「本番用」種別で実行します。 | ||
| <ユーザ指定種別> | サービス登録時、グローバルリソース作成時にユーザが任意で指定した種別で実行します。 | ||
| ENABLE_TYPE_SWITCH | - | 指定した種別のグローバルリソースが存在しなかった場合、種別を切り替えて再検索するかどうかのON/OFFを設定します。 | |
| true | 指定した種別のグローバルリソースが存在しなかった場合、「デフォルト」の種別で再検索します。 | ||
| false | 指定した種別のグローバルリソースが存在しなかった場合、エラーとします。 ENABLE_TYPE_SWITCHが省略された場合は「false」として動作します。 |
||
| ENABLE_XML_LOG | - | XMLログのON/OFFを設定します。 | |
| true | XMLログを出力します | ||
| false | XMLログを出力しません(既定値) | ||
| LOG_LEVEL | - | ログレベルを設定します。 | |
| NOTICE | 重要なログのみを出力するログレベル(既定値) | ||
| INFO | 運用時推奨のログレベル | ||
| FINFO | 開発時推奨のログレベル | ||
| FINEST | より詳細にログを出力するログレベル | ||
| DEBUG | 非常に詳細なログを出力するログレベル |
| <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <scriptrunner> <connection> <host>%{1}</host> <port>%{2}</port> <ssl>false</ssl> <description>ScriptRunnerから実行します。</description> <user>root</user> <password>password</password> </connection> <params> <param project="root@project" script="%{3}"> <input key="var">%{4}</input> <option key="TYPE">production</option> <option key="ENABLE_TYPE_SWITCH">false</option> <option key="ENABLE_XML_LOG">true</option> <option key="LOG_LEVEL">FINFO</option> </param> </params> </scriptrunner> |
ScriptRunnerが停止してからスクリプトプロセスの停止要求が行われるまでの時間(上記2.の「一定時間」に該当)は、設定によって調整できます。設定およびデフォルト値については、「ScriptRunnerの停止を検出するためのプロパティ」を参照してください。
ScriptRunnerは、JVMのプロセスを起動します。本機能では、このJVMのプロセスを終了させる必要があります。それによりDataSpiderServerはScriptRunnerの停止を検出し、ScriptRunnerから実行されたスクリプトプロセスの停止要求を行います。
ScriptRunnerとDataSpiderServer間の通信で障害が発生した場合などでも、ScriptRunnerの停止と検知されることがあります。
| キー | 説明 | 備考 |
|---|---|---|
| cancel.script.on.heartbeat.stop | ScriptRunner停止に伴うスクリプトプロセスの停止要求の機能を有効にする場合には「true」を指定します。 |
|
| heartbeat.period | ScriptRunnerからDataSpiderServerに行う生存報告の間隔を指定します。 |
|
| heartbeat.retry.max.count | ScriptRunnerからDataSpiderServerへの生存報告が失敗した場合、リトライする回数を指定します。 |
|
| connection.timeout | ScriptRunnerからDataSpiderServerへの接続を確立するまでの待ち時間(通信における接続タイムアウト)を指定します。 |
|
| read.timeout | ScriptRunnerからDataSpiderServerへ接続した際の応答を受け取るまでの待ち時間(通信における読み取りタイムアウト)を指定します。 |
|
通信障害が原因でScriptRunnerが停止したとDataSpiderServerが判断することを避けたい場合などは、環境に合わせて上記パラメータを変更してください。
|
cancel.script.on.heartbeat.stop=true heartbeat.period=1000 connection.timeout=1000 read.timeout=3000 heartbeat.retry.max.count=5 |
詳細については、「終了ステータス」を参照してください。
タイムアウトの設定は、ScriptRunner.laxで行います。詳細については、「プロパティリファレンス」を参照してください。
スクリプトが終了する時間よりもプロパティに指定した時間が短い場合、スクリプトが終了する前にタイムアウトします。このときにスクリプトが強制終了されることはありません。
「起動設定ファイルのパスワード暗号化」の実行はDataSpiderServerの起動状態に依存しません。
パスワードが暗号化された起動設定ファイルは、暗号化を実行した環境でのみ復号できます。
パスワードが暗号化された起動設定ファイルを別の環境で使用する場合は、再設定が必要となります。| 使用方法 |
|---|
| コマンドライン引数 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|
| -e | <起動設定ファイル>で指定した起動設定ファイルのpassword要素の内容を暗号化します。 |
|
| -f | <暗号化後のファイル名>で指定したファイルが存在していた場合に上書きします。 |
|
| -p | <起動設定ファイル>で指定したファイルのpassword要素の内容を無視して、プロンプトに標準入力されたパスワードを暗号化します。 |
|
| -P <パスワード> | <起動設定ファイル>で指定したファイルのpassword要素の内容を無視して、コマンドライン引数に指定されたパスワードを暗号化します。 |
|
| <起動設定ファイル> | パスワードを暗号化したい起動設定ファイルを指定します。 |
|
| <暗号化後のファイル名> | パスワードが暗号化された起動設定ファイルの出力先を指定します。 |
|
| > ScriptRunner.exe scriptrunner.xml \" \" |