グローバルスキーマ

グローバルスキーマとは

グローバルスキーマとは、任意のプロジェクト・スクリプトに含まれるコンポーネントの入出力スキーマを登録し、ドキュメントMapperの入出力スキーマから参照できる機能です。

グローバルスキーマはスクリプトキャンバス上のコンポーネントアイコンまたはMapperエディタの入出力スキーマから登録し、Mapperエディタの入出力スキーマから参照することができます。
また、コントロールパネルから表示・削除・セキュリティに関する設定変更などの管理を行うことができます。

グローバルスキーマには以下のような利点があります。

使用方法

グローバルスキーマの登録・参照・更新・参照の解除の方法については、サービスガイドの「グローバルスキーマの活用」を参照してください。

スクリプトキャンバスからグローバルスキーマを登録できるコンポーネントについて

スクリプトキャンバスでは、固有の入力スキーマまたは出力スキーマを持ち、スキーマの編集ができないコンポーネントからグローバルスキーマを登録できます。
登録可能なコンポーネントの場合、コンポーネントアイコンの右クリックメニューの[グローバルスキーマ]が有効になります。
各オペレーションのページで、「Mapperでのスキーマ読み込み」項に「スキーマは自動で読み込まれます。」と記載されているものが固有のスキーマを持つコンポーネントです。
スキーマの編集が可能な場合、スクリプトキャンバスからの登録はできません。ドキュメントMapperにデータフローを引いて、Mapperエディタから登録してください。

参照コンポーネントの更新に求められる性能について

「グローバルスキーマの登録」画面の「参照コンポーネントの更新」では、グローバルスキーマを参照しているコンポーネントのスキーマを一括変更することができます。
このとき、変更対象のすべてのプロジェクトをクライアント側に展開し、各スキーマを変更してからサーバに保存します。
そのため、参照コンポーネントの更新を実行する際には、Studio・Studio for Webを操作するクライアントマシンの性能が重要となります。

参照コンポーネントが多い場合は、CPU性能が高く、メモリ量が多いクライアントマシンを使用することを推奨します。
Studioを使用している場合、Studioのヒープサイズを確保する必要があります。設定方法については、「
プロパティリファレンス」を参照してください。

仕様制限

注意事項