Reporting Server読み取り処理

本オペレーションはサポートを終了しました。

オペレーション名

Reporting Server読み取り

機能概要

Dr.Sum EA Reporting Serverのデータを読み取ります。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
定義ファイル名 必須 使用可 定義ファイル名を入力します。
  • フォルダを指定する場合は、フォルダも含めて指定します。
アウトプットタイプ 必須 使用不可 処理結果の出力タイプを選択します。
  • [FILE]:(デフォルト)
    ファイルタイプで結果を返します。
  • [XML]:
    XMLファイルで結果を返します。
 
ダウンロードファイルタイプ 必須 使用不可 ダウンロードするファイルの出力タイプを選択または入力します。
  • [CSV]:(デフォルト)
    CSVファイルを結果を返します。
  • [EXCEL]:
    EXCELファイルで結果を返します。
  • [PDF]:
    PDFファイルで結果を返します。
  • [アウトプットタイプ][FILE]を選択した場合、有効になります。
ダウンロードファイル名 必須 使用可 ダウンロードするファイル名を入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
  • [アウトプットタイプ][FILE]を選択した場合、有効になります。
  • ファイルパスはDataSpiderファイルシステムの絶対パスで指定してください。
  • パス区切り文字「/」以外のDataSpiderファイルシステムの使用禁止文字は使用できません。
ドリルスルータイトル 省略可 使用可 ドリルスルータイトルを入力します。  
列一覧 省略可 - 抽出データの列名を指定します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    列を削除します。
  • [列一覧]で設定した列名がMapperのスキーマに表示されます。
列一覧/列名 必須 使用可 列名を入力します。  
抽出条件設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
抽出条件 省略可 - 抽出条件を指定します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    列を削除します。
 
抽出条件/抽出条件名 必須 使用可 抽出する条件の名前を入力します。

Reporting Serverで定義ファイルの抽出条件設定の項目を指定します。
  • 定義ファイルの再設定により、指定した条件の列一覧に切り替わります。
抽出条件/抽出条件値 省略可 使用可 抽出する条件の値を入力します。  
抽出条件/画面出力タイプ 必須 使用不可 指定した抽出項目が日付タイプかどうかを選択します。
  • [日付タイプ外]:(デフォルト)
    抽出項目が日付ではない
  • [日付タイプ]:
    抽出項目が日付
 
抽出条件/日本語入力 必須 使用不可 指定した抽出条件値が日本語かどうかを選択します。
  • [日本語入力]:(デフォルト)
    抽出条件値が日本語
  • [日本語入力しない]:
    抽出条件値が日本語でない
 
編集項目設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
編集項目 省略可 - 編集項目を指定します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    列を削除します。
 
編集項目/編集項目名 必須 使用可 編集項目を入力します。

Reporting Serverで定義ファイルの集計条件調整項目を指定します。
  • 定義ファイルの再設定により、指定した条件の列一覧に切り替わります。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

[列一覧]の設定により、カラム数が異なります。
スキーマ構造については、「テーブルモデル型のスキーマ」を参照してください。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理には対応していません。

PSPでの使用について

PSPで使用できます。
PSPについては、「パラレルストリーミング処理」を参照してください。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
count 読み取ったデータの件数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • PSPでは値が格納されません。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

仕様制限については、以下のページを参照してください。

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
DrsumException
検索条件またはサマリー項目のリストの取得が失敗しました。 サーバ接続の切れ、定義ファイル名の誤りなどをチェックしてください。
[定義ファイル名]に誤りがあります。 Reporting Serverに設定されている定義ファイル名を指定してください。

注意事項

注意事項については、以下のページを参照してください。

処理イメージ

Reporting Server読み取り処理を実行し、条件に指定したデータをCSVファイルにダウンロードします。
  1. Reporting Server読み取り処理のプロパティ設定は以下の通りです。
    ドリルスルータイトル「example」に格納しているCSVファイルから、条件を指定してCSVファイルをダウンロードします。

    [必須設定]タブの設定
    [抽出条件設定]タブの設定
    *範囲指定を指定する際には「,」(カンマ)を使用します。

  2. ドリルスルータイトル「example」に格納されているCSVファイル内容は以下の通りです。

    AAAA株式会社,2001/07/28,2001
    BBBB株式会社,2002/02/28,2002
    CCCC株式会社,2001/03/19,2001
    DDDD株式会社,2000/11/10,2000
    EEEE株式会社,2000/09/13,2000
    FFFF株式会社,2002/07/27,2002

  3. スクリプトの実行後、ダウンロードされるCSVファイルの内容は以下のようになります。

    DDDD株式会社,2000/11/10,2000
    EEEE株式会社,2000/09/13,2000