文字ごとに置換

ロジック名

文字ごとに置換

機能

入力文字列を文字ごとに置換して返します。

データ型

場所
1番目の入力ハンドラ 文字列
ロジックの出力 文字列
lightbulb詳細は「ロジックの仕様」を参照してください。

プロパティ

カテゴリ プロパティ 説明
必須 入力文字群 入力の文字群を指定します。
必須 出力文字群 出力の文字群を指定します。
コメント コメント 仕様書にも設定したコメントが出力されます。変換処理には関係しません。

設定方法

指定した入力文字群と出力文字群のn番目の文字がそれぞれ対応関係にあります。
例えば、「a」を「1」に「b」を「2」に「c」を「3」に変換したい場合には、以下のように設定します。
入力文字群 出力文字群
abc 123

この設定により例えば以下のように変換されます。
入力データ 出力データ
a.はじめに, b.概要, c.詳細 1.はじめに, 2.概要, 3.詳細

入力文字群と出力文字群の文字数が違った場合の動作を説明します。
入力文字群 出力文字群
(設定例 1) abc 1234
(設定例 2) abc 12

出力文字群が長い場合、余った文字は無視されます。(設定例 1)の場合、「4」は意味を持ちません。
入力文字群が長い場合、余った文字は無視されます。(設定例 2)の場合、「c」は置換されません。

文字ごとに置換の特徴

置換したい文字を一対一で指定し、置換します。また、一度に複数の置換関係を指定できます。
「a」を「1」に「b」を「2」に「c」を「3」にしたい場合など、置換対象の文字が確定している場合に有効です。
また、小文字に変換,  大文字に変換,  ひらがな→カタカナ,  カタカナ→ひらがな,  全角→半角,  半角→全角など、 すでに用意されているロジックもあります。
置換対象を文字列で指定したい場合には文字列ごとに置換を使用してください。
置換対象が不確定な文字列の場合や、多対一の置換には正規表現を使用して置換する正規表現置換をお勧めします。

ロジックの使用例

「ABCD」をそれぞれ「1234」と変換します。「入力文字群」に「ABCD」とし「出力文字群」を「1234」とします,「A」→「1」、「B」→「2」、「C」→「3」、「D」→「4」となります。
文字ごとに置換
プロパティの設定例
文字ごとに置換プロパティ