ロジック名
キーによるソート
機能
指定した条件により並び替え(ソート)を行います。
データ型
場所
型
1番目の入力ハンドラ
ループ
2番目の入力ハンドラ
文字列
ロジックの出力
ループ
詳細は「
ロジックの仕様
」を参照してください。
プロパティ
カテゴリ
プロパティ
説明
必須
並び替え順
並び替え順を指定します。
必須
順序
順序を指定します。
コメント
コメント
仕様書にも設定したコメントが出力されます。変換処理には関係しません。
設定方法
プロパティ設定方法
マッピングキャンバス上のループアイコンを選択した状態で、プロパティインスペクタより、並び替え順・順序のプロパティをリストから選択します。
プロパティインスペクタの表示領域が小さい場合、選択肢がリスト内に表示された横スクロールバーの影に隠れてしまうことがありますが、その場合リストを縦にスクロールすると隠れていた選択肢が現れます。
マッピング方法
まず
繰り返し処理の作成方法
を参考に、ループアイコンの一番目の入力ハンドラに、繰り返しポイントを設定します。(使用例の点線(1)を参照)
次にソートのキーとなるデータを二番目の入力ハンドラにマッピングします。(使用例の実線(2)を参照)
先に繰り返しポイントを設定しないと、キーとなるデータのマッピングはできません。
ソート順の決定基準
小文字優先の文字列順
小文字を優先して文字列順にソートします。
指定した言語において慣用的に認めている語順でソートされます。
一文字目が同一の文字列は、順に二、三、四・・文字目によりソートされます。
昇順を選択した場合、上から順に、 半角数字<半角英字<全角ひらがな<全角カタカナ<漢字<全角数字<全角英字<半角カタカナ の順でソートされます。 例えば、 「0,1,10,100,11,2,aa,aA,Aa,b,B,ぁ,あ,ぃ,い,ァ,ア,ィ,イ,字,漢,1,2,a,A,b,B,ァ,ィ,ア,イ」となります。降順はその逆です。
大文字優先の文字列順
大文字を優先して文字列順にソートします。
大文字優先以外のそーと順序は 小文字優先の文字列順 と変わりません。
数値順
数値の大小関係によりソートします。
昇順を選択した場合、上から順に下へ行くほど値が大きくなるようにソートされます。降順はその逆です。
キーにマップされたデータ型が数値型である必要があります。文字列型で入力されるデータは文字列としてソートされ、意図した結果が得られないため、使用例のように、文字列を数値に変換してからソートします。
ロジックの使用例
CSV形式で入力されたデータを、カラム「価格」を数値に変換した値をキーとして数値順で昇順ソートし、CSV形式のデータに出力します。