グローバルリソースのプロパティ

接続設定

グローバルリソースの接続設定は各アダプタのプロパティまたはコントロールパネルの「グローバルリソースの設定」から作成・編集することができます。

各アダプタ共通の設定

基本設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
名前 必須 使用不可 接続先の設定の名前を入力します。
 
種類 必須 使用不可 接続先のデータベースの種類を選択します。 編集中のオペレーションのデータベース以外は選択できません。
プロパティアクション
項目名 説明 補足
接続テスト データベースへの接続確認を行います。  

Accessアダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ドライバタイプ 必須 使用不可 ドライバタイプを選択します。
  • [ODBC]:(デフォルト)
    ローカルのODBCデータソースを使用します。
  • [JDBC Proxy Server]:
    JDBC Proxy Server経由でODBCデータソースを使用します。
[JDBC Proxy Server]を選択した場合は、以下の設定が必要となります。
  • [Proxyサーバ]:
    JDBC Proxy Serverのホスト名/IPアドレス
  • [Proxyポート番号]:(デフォルト「4412」)
    JDBC Proxy Serverのポート番号
ODBCデータソース名 必須 環境変数のみ使用可 ODBCデータソース名を入力します。
 
ユーザ名 必須 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。
 
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。
 

DB2アダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ホスト名 必須 環境変数のみ使用可 データベースのホスト名を入力します。
 
ポート番号 省略可 環境変数のみ使用可 データベースのポート番号を入力します。
デフォルトの番号は「50000」(Type4)、「6789」(Type3)です。
 
データベース名 必須 環境変数のみ使用可 データベース名を入力します。  
ユーザ名 必須 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。
 
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。  

DB2 UDB for iSeriesアダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ホスト名 必須 環境変数のみ使用可 データベースのホスト名を入力します。
 
ライブラリ名 省略可 環境変数のみ使用可 データベースのライブラリ名を入力します。  
ユーザ名 必須 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。
 
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。  
自動コミットを行う 省略可 使用不可 自動コミットを行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    自動コミットを行います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    自動コミットを行いません。
  • [ライブラリ名]で指定したデータベースにジャーナルが存在しない、またはジャーナル処理が停止している場合、チェックを入れてください。この場合、ロールバックを行うことはできません。

JDBCアダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ドライバクラス名 必須 環境変数のみ使用可 JDBCドライバのクラス名を入力します。
代表的なデータベースのドライバクラス例
  • DB2の場合「COM.ibm.db2.jdbc.net.DB2Driver

  • Oracleの場合「oracle.jdbc.driver.OracleDriver

  • PostgreSQLの場合「org.postgresql.Driver

  • SQL Server 2008/2005の場合「com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver
  • SQL Server 2000の場合「com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver
  • MySQLの場合「com.mysql.jdbc.Driver
 
URL 必須 環境変数のみ使用可 データベースへの接続URLを入力します。
代表的なデータベースのURL例
  • DB2の場合「jdbc:db2://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>

  • Oracleの場合「jdbc:oracle:thin:@<ホスト名>:<ポート番号>:<SID>

  • PostgreSQLの場合「jdbc:postgresql://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>

  • SQL Server 2008/2005の場合「jdbc:sqlserver://<ホスト名>:<ポート番号>;DatabaseName=<データベース名>
  • SQL Server 2000の場合「jdbc:microsoft:sqlserver://<ホスト名>:<ポート番号>;DatabaseName=<データベース名>;selectMethod=cursor

  • MySQLの場合「jdbc:mysql://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>
 
ユーザ名 省略可 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。
 
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。
 

ODBCアダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ドライバタイプ 必須 使用不可 ドライバタイプを選択します。
  • [ODBC]:(デフォルト)
    ローカルのODBCデータソースを使用します。
  • [JDBC Proxy Server]:
    JDBC Proxy Server経由でODBCデータソースを使用します。
[JDBC Proxy Server]を選択した場合は、以下の設定が必要となります。
  • [Proxyサーバ]:
    JDBC Proxy Serverのホスト名/IPアドレス
  • [Proxyポート番号]:(デフォルト「4412」)
    JDBC Proxy Serverのポート番号
ODBCデータソース名 必須 環境変数のみ使用可 ODBCデータソース名を入力します。  
ユーザ名 省略可 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。
 
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。  

Oracleアダプタのプロパティ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ホスト名 必須 環境変数のみ使用可 データベースのホスト名を入力します。 [URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります。
ポート番号 省略可 環境変数のみ使用可 データベースのポート番号を入力します。
デフォルトの番号は「1521」です。
[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります。
SID 必須 環境変数のみ使用可 データベースSIDを入力します。 [URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります。
URL 必須 環境変数のみ使用可 URLを入力します。
OracleのURL形式は「jdbc:oracle:thin:@<ホスト名>:<ポート番号>:<SID>」です。
[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、有効になります。
URLを直接入力する 必須   接続先のOracleデータベースのURLを直接入力するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    URLを直接入力します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    [ホスト名][ポート番号][SID]の各設定をもとにURLが生成されます。
 
ユーザ名 必須 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。  
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。  

Oracle OCIアダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ネットサービス名 必須 環境変数のみ使用可 データベースのネットサービス名を入力します。  
ユーザ名 必須 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。  
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。  
8iに接続 省略可 使用不可 バージョン8.1.7のOracleクライアントに接続するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    バージョン8.1.7のOracleクライアントに接続するためのURLを発行します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    バージョン10gのOracleクライアントに接続するためのURLを発行します。
 
XA接続を行う 省略可 使用不可 XA接続を行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    XA接続を行います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    XA接続は行いません。
[8iに接続]にチェックを入れた場合、無効になります。

PostgreSQLアダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ホスト名 必須 環境変数のみ使用可 データベースのホスト名を入力します。
 
ポート番号 省略可 環境変数のみ使用可 データベースのポート番号を入力します。
デフォルトの番号は「5432」です。
 
データベース名 必須 環境変数のみ使用可 データベース名を入力します。  
ユーザ名 必須 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。
 
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。  
SSL接続 省略可 使用不可 SSL接続を行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    SSL接続を行います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    SSL接続は行いません。
  • [PostgreSQL 8.2接続設定][PostgreSQL 8.3接続設定]を選択した場合、表示します。
  • SSL接続設定については「SSL接続設定手順」を参照してください。

SQL Server(JDBC接続)アダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ホスト名 必須 環境変数のみ使用可 データベースのホスト名を入力します。
 
ポート番号 省略可 環境変数のみ使用可 データベースのポート番号を入力します。
デフォルト番号は「1433」です。
 
データベース名 省略可 環境変数のみ使用可 データベース名を入力します。  
Windows統合認証を使用 省略可 使用不可 Windows統合認証を使用して接続するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    Windows統合認証を使用して接続します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    SQL Server認証を使用して接続します。
[種類]に「SQL Server 2008接続設定」、「SQL Server 2005接続設定」を選択した場合に表示します。
ユーザ名 必須 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。
[Windows統合認証を使用]にチェックを入れた場合、無効になります。
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。 [Windows統合認証を使用]にチェックを入れた場合、無効になります。

SQL Server(ODBC接続)アダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ドライバタイプ 必須 使用不可 ドライバタイプを選択します。
  • [ODBC]:(デフォルト)
    ローカルのODBCデータソースを使用します。
  • [JDBC Proxy Server]:
    JDBC Proxy Server経由でODBCデータソースを使用します。
[JDBC Proxy Server]を選択した場合は、以下の設定が必要となります。
  • [Proxyサーバ]:
    JDBC Proxy Serverのホスト名/IPアドレス
  • [Proxyポート番号]:(デフォルト「4412」)
    JDBC Proxy Serverのポート番号
ODBCデータソース名 必須 環境変数のみ使用可 ODBCデータソース名を入力します。  
データベース名 省略可 環境変数のみ使用可 データベース名を入力します。
  • 省略した場合、またはODBCデータソースで指定したデータベースと異なる場合、ODBCデータソースで指定したデータベースを参照します。
ユーザ名 省略可 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。  
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。  

MySQL アダプタ

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ホスト名 必須 環境変数のみ使用可 ホスト名またはIPアドレスを入力します。  
ポート番号 省略可 環境変数のみ使用可 データベースのポート番号を入力します。
デフォルトの番号は「3306」です。
 
データベース名 必須 環境変数のみ使用可 データベース名を入力します。  
ユーザ名 必須 環境変数のみ使用可 ユーザ名を入力します。  
パスワード 省略可 環境変数のみ使用可 パスワードを入力します。  
SSL接続 省略可 使用不可 SSL接続を行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    SSL接続を行います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    SSL接続は行いません。

コンポーネントプールの設定

コンポーネントプールの設定は、コントロールパネルの「グローバルリソースの設定」からのみ行うことができます。
Accessアダプタでは設定できません。

セキュリティ

セキュリティの設定は、コントロールパネルの「グローバルリソースの設定」からのみ行うことができます。