それぞれの権限で可能な操作

OSのシステム管理者がDataMagicを運用する場合と一般ユーザがDataMagicを運用する場合で操作できる範囲の違いを次の表に示します。

表10.1 権限の違いによる操作範囲の違い

製品

権限

操作

インストール

起動・停止

ユーティリティの実行

Windows版DataMagic Server

システム管理者

一般ユーザ

×

×(*1)

UNIX版DataMagic Server

root

一般ユーザ

DataMagic Desktop

システム管理者

一般ユーザ

×

DataMagic Manager

システム管理者

-

一般ユーザ

×

-

:

操作できる

×

:

操作できない

-

:

該当しない

*1

:

DataMagicサービスを一般ユーザで動作させることができます。手順については、「一般ユーザでDataMagic Serverを動作させる運用」を参照してください。

注意

utled コマンドを実行する一般ユーザで、そのままSQL Server に対してWindows 認証で接続する場合は、DB 接続情報のユーザ名を省略してください。

ユーザ名を省略しない場合は、ローカルポリシーで「認証後にクライアントの偽装」の特権をユーザに付与してください。特権を付与しない場合は、特権不足のエラーとなります。