入力ファイルのマージの設定(フォーマットまたはCSVの場合)
入力ファイルとマージファイルを縦方向で連結(マージ)して、入力マージデータとして取り扱えます。入力マージデータに対して、データ加工前に重複行の削除とマージ後データのソートを行えます。
マージファイルは入力ファイルとデータ形式が一致している必要があります。使用可能なデータ形式はCSV形式とフォーマット形式です。
各処理について説明します。
(1) 重複行の削除
入力マージデータにマージキーを指定すると、マージキーは重複行を許容しないため、重複行が削除されます。このとき、重複行のうち優先して残すレコードのキー(重複優先キー)を設定できます。
データ加工情報設定画面-入力設定画面のマージタブで「重複行を削除する」をチェックし、マージキーを設定すると、重複優先キーを設定できます。
注意
存在しない項目を重複優先キーとして指定した場合は、その項目タイプの最大値として処理します。
下図に、マージ機能処理を示します。

図3.2 マージ機能例
= 備考 =
入力マージデータが0バイトだった場合の動作は、データ加工情報設定画面-入力設定画面の「入力0レコードの扱い」の設定に従います。
注意
マージを行う際、DataMagicは中間形式のテンポラリファイルを作成します。テンポラリファイルについては、「テンポラリファイルの注意」を参照してください。