変数を使用したデータの変換

変数機能を使用すると、変数に入力レコードの値を格納できます。変数に格納した値はDataMagic(データ加工実行コマンド)によって保持されるため、複数の入力レコードの値を変数に蓄積して数値演算を行ったり、変数の値を比較および判定に使用したりなど、データ加工データ加工処理の制御に利用できます。

変数機能の仕組みを以下の図に示します。

図3.17 変数を使用した変換

次に、変数機能を利用して実現できるデータ加工処理の例を紹介します。

集合関数的な処理

「入力レコードの項目ごとの値を変数に格納して数値演算する例」を参照してください。

レコードをまたがる判断

「比較結果に応じたレコードをファイルに出力する例」を参照してください。

出力するファイルの振り分け

「出力するファイルを振り分ける例」を参照してください。