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株式会社紀陽銀行 / 紀陽情報システム株式会社 様 導入事例

金融機関におけるキャッシュレスへの取り組みを強力に支援
わずか2か月でAI-OCRとの連携システム構築を実現

業種・業態
金融・証券 / 情報・通信
導入製品
DataSpider Servista
キーワード
開発工数削減 / 業務自動化・効率化 / OCR連携

和歌山県に本店営業部を置く株式会社紀陽銀行では、世の中のキャッシュレス化推進の動きに合わせて、加盟店からの手書きの申込書をデータ化する仕組みを通じて、キャッシュレス決済推進事業を進めることに。AI-OCRとの連携の仕組みの中核にDataSpider Servistaを採用、バックエンド側に必要なデータ連携をわずか2か月の間に構築することに成功している。

お客様の課題

キャッシュレス決済推進事業の一環で、3,000社分の手書きの申込書をデータ化する仕組みをわずか2か月間で開発。

解決

  • Microsoft Azure上でも柔軟なデータ連携可能なDataSpider Servistaを採用。
  • 高精度な認識率を誇る手書きOCR サービス「Tegaki」を採用。

導入効果

開発着手から稼働まで
開発期間は
わずか2か月

Microsoft Azureや
Tegakiなど 豊富な
接続アダプター

データ検証まで含めて
作業時間は
50%以上削減

背景
紙の申込書をデータ化するための仕組みづくりに着手

株式会社紀陽貯蓄銀行として1895年に設立し、現在は和歌山県に本店営業部を置く地方銀行として業容の拡大と金融サービスの向上に努めてきた株式会社紀陽銀行。顧客の期待や地域の壁を超えるという「銀行をこえる銀行へ」を目指すべき銀行像に据え、「地域社会の繁栄に貢献し、地域とともに歩む」という経営理念のもと、2019年3月には「紀陽銀行 SDGs 宣言」を表明し、さまざまな活動に取り組んでいる。

株式会社紀陽銀行 事務システム部 部長
山東 弘之 氏

そんな同行では、国が推進するキャッシュレス社会の実現に向けた施策の1つとして、グループ会社である、紀陽情報システム株式会社(以下、KJS)とともに、キャッシュレス決済推進事業を進めることに。「キャッシュレスが進んでいく今の時代に金融機関としてどんなことができるのか、以前から行内で議論が進められてきました。今回はキャッシュレス決済推進事業を進めることで、キャッシュレスに向けた地域での活動を後押しするお手伝いをしようと考えたのです」と事務システム部部長 山東弘之氏はその経緯について語る。

株式会社紀陽銀行 事務システム部 システム担当 調査役
華岡 雲平 氏

実は今回のプロジェクトは、加盟店が記載した申込書を受け取り、それを決済事業者にデータとして提供する際の仕組みづくりに取り組むものだが、以前から紙の電子化については高い関心を寄せていたと語るのは、事務システム部 システム担当 調査役 華岡雲平氏だ。「紙の業務が数多く残っている状況は、おそらくどの金融機関でも変わりません。今回のプロジェクトで得られたノウハウが、既存業務にも応用できる可能性についても模索できると考えていたのです」と語る。

導入
豊富なアダプタのおかげで、わずか2か月という短納期での開発を実現

紀陽情報システム株式会社 企画本部 経営企画部 企画室 調査役
谷橋 朋 氏

今回電子化するものは、加盟店が記載した手書きの申込書であり、申込書に書かれた項目数は1社あたり280を超えている。また、複数枚つづりの申込書以外にも、本人確認資料などさまざまな情報を紐づけて電子化する必要があった。「当初は3000社の申込を見込み、随時受け取った申込書を短期間でデータ化しなければなりませんでした。人海戦術で行うには難しく、システム化できる手法を模索する必要があったのです」と当時の状況についてKJS企画本部 経営企画部 企画室 調査役 谷橋朋氏は振り返る。

紀陽情報システム株式会社 企画本部 経営企画部 企画室
須藤 康正 氏

ただし、システム化するための大きな障壁も存在していた。実際のシステム稼働まではわずか2か月という短納期だったことだ。「サーバを調達する時間もなかったため、銀行側が以前から押し進めていた、業務システムのクラウド化の基盤として活用しているMicrosoft Azure上で全て構築することに。その過程で注目したのが、以前からグループ内で活用され、安定した実績を誇っていたデータ連携基盤であるDataSpider Servistaだったのです」とKJS 企画本部 経営企画部 企画室須藤康正氏は語る。スキャンしたデータの受け渡しには、柔軟にデータ連携可能な基盤が必要であり、中核となる基盤としてDataSpider Servistaが注目されたのだ。

紀陽情報システム株式会社 フィンテック戦略室 部長代理
河本 伸一 氏

また、手書きの情報をデータ化するOCR技術として注目したのが、高精度な認識率を誇る日本語入力OCR「Tegaki」だった。「Tegakiに注目したのは、OCR技術もさることながら、バックエンドのデータ連携を行うDataSpider ServistaがTegakiアダプタを持っていたから」と須藤氏。さらに、DataSpider ServistaであればMicrosoftAzureに対するアダプタも備わっている点も高く評価したポイントだった。「今回は短期間での開発が求められており、連携部分を自前で開発するにはリスクがあります。長年HULFTを利用してきたことで、セゾン情報システムズという会社に対する安心感も選択した理由の1つ」とKJS フィンテック戦略室 部長代理 河本伸一氏は語る。

さらに、Tegaki自体はWeb上に詳細な開発者向けのリファレンスが提供されており、導入前 から仕組みづくりがイメージできた点は大きかったという。実は須藤氏自身はDataSpider Servistaに触れた経験がなかったものの、マニュアルが非常に分かりやすく、アダプタごとに情報が詳細にまとまっていたことで、開発に向けたハードルを下げることができた点も評価の1つに挙げている。

結果として、手書きの申込書をデータ化するAI-OCRと連携し、データの柔軟な受け渡しを短期間のうちに開発可能な基盤として、DataSpiderServistaが選ばれることになる。

効果
バックエンドに必要なデータ連携の要として基盤を下支え

現在は、加盟店からの申込書を同行が受け取り、スキャンしたうえで特定のフォルダにアップロードされ、その情報をトリガーにDataSpider Servistaがデータを読み込み、Tegakiが持つAPIを呼び出して画像データを展開。Tegakiが持つOCR機能によって読み取られたデータをDataSpider ServistaがSQLサーバに格納し、結果修正を行うためのベリファイの仕組みからデータ化された情報をチェックするというのが一連の業務フローだ。「複数の仕組みを連携させる際には、セキュリティやトランザクション管理に気を遣うものですが、一番苦労する部分をDataSpider Servistaに任せ、我々はテーブルの定義をするだけ。ベリファイなどフロント開発に注力できたのは大きい」と須藤氏は評価する。

実際の作業量としては、申込書に記載された情報を全て手入力にてデータ化する場合、1件あたり少なくとも30分以上が必要だったが、システム化によってベリファイによる検証まで含めて15分もかからないほど。「作業時間は半数以上削減できたと考えています」と谷橋氏。また、今回新たに紙の電子化に向けたプロセスが確立できたことで、他の部署が扱う帳票に対しても電子化できるのではという要望が寄せられているという。

パッケージとして完成された仕組みも世の中にはあるものの、パーツを柔軟に組み合わせることで仕組みが構築できたことは大きな意味があるという。「出来上がったものは確かに楽ですが、それに業務を合わせていかなければなりません。今回のOCRはもともと銀行内にある既存業務に当てはめていく必要があり、それがパーツだけで実現できました。新たな可能性を広げたという意味で大きな試金石となったのは間違いありません」と山東氏は評価する。

DataSpider導入によるAI-OCR連携システムの概要

会社紹介:株式会社紀陽銀行

1895年に設立、和歌山県に本店営業部を置く地方銀行として業容の拡大と金融サービスの向上に努めており、顧客の期待や地域の壁を超えるという「銀行をこえる銀行へ」を目指すべき銀行像に据えている。顧客のニーズにマッチした金融サービスを提供しながら、地域とともに持続可能な地域社会を実現するためのさまざまな活動に取り組んでいる。

会社紹介:紀陽情報システム株式会社

紀陽銀行を中核とした紀陽フィナンシャルグループの一員としてソフトウェア開発業務などを手掛けており、金融システムや自治体向けの総合行政システム、そしてASPサービスをはじめとしたアウトソーシングサービスといった各種ソリューションを提供。地域貢献を図りながら、金融システムの高度な知見を生かしたIT ソリューションの展開を行っている。

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