AIX 5.2・AIX 5.3・AIX 6.1の不具合に対する弊社製品への影響のご連絡
2008年04月01日
お客様各位
株式会社セゾンテクノロジー
HULFT開発センター
拝啓 貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
AIX 5.2・AIX 5.3・AIX 6.1上で弊社製品を使用する場合、下記の留意点がありますので、内容をご確認の上、ご使用いただきますようにお願い申し上げます。
敬具
記
留意点
AIX 5.2・AIX 5.3・AIX 6.1のdlsym関数の不具合によりプログラムのスタックが破壊され、弊社製品が異常終了する可能性があります。
AIX 5.2・AIX 5.3・AIX 6.1の不具合の詳細はIBM社のHP等を参照ください。
対象製品
- 「HULFT-SAN(H) for UNIX」
- 「HULFT-SAN(F) for UNIX」
- 「HULFT-SAN for UNIX」
- 「HULFT for UNIX」Ver.6以降
- 「HULFT-HUB Server for UNIX」Ver.2.1以降
- 「HULFT データ変換 for UNIX」Ver.6.1.1以降
- 「HULFT データ変換 Pro for UNIX」Ver.6.1.1以降
- 「HULFT データ変換 Standard for UNIX」
- 「HULFT-DataMagic for UNIX」
- 「HULFT-Message Server for UNIX」
- 「HULFT-Message Client for UNIX」
- 「HULFT-Message Client for AIX」
-
※
バージョンを明記していない製品はすべてのバージョンが対象です。
製品への影響
上記対象製品に対して下記の条件をすべて満たす場合、影響があります。
- AIX 5.2・AIX 5.3・AIX 6.1上で使用している
- 下記表の『不具合により影響を受ける動作』に該当する動作をさせている
対象製品 | 不具合により影響を受ける動作 |
---|---|
「HULFT-SAN(H) for UNIX」 | 配信デーモンまたは集信デーモンの起動 |
「HULFT-SAN(F) for UNIX」 | |
「HULFT-SAN for UNIX」 | |
「HULFT for UNIX」Ver.6以降 | 暗号・オプションまたはユーザ暗号出口ルーチンを使用した転送 |
「HULFT-HUB Server for UNIX」Ver.2.1以降 | |
「HULFT データ変換for UNIX」Ver.6.1.1以降 | ユーザ出口ルーチンを使用した処理の実行 |
「HULFT データ変換Pro for UNIX」Ver.6.1.1以降 | |
「HULFT データ変換Standard for UNIX」 | |
「HULFT-DataMagic for UNIX」 | ユーザ出口ルーチンまたはDB連携機能(Oracle,DB2)を使用した処理の実行 |
「HULFT-Message Server for UNIX」 | 管理情報の設定更新処理の実行 |
「HULFT-Message Client for UNIX」 | クライアントAPIをdlsym関数で動的にリンクするように作成したモジュールの実行 |
「HULFT-Message Client for AIX」 |
回避方法
ありません。
IBM社から提供されているパッチを適応することで不具合が修正されます。
以上