FATF相互審査により手書き帳票の店内対応が限界に！
AI-OCRによる高品質なデータ化とシステム連携を完全自動化
解決
解決のポイント
- 識字率99.2%のAI-OCR「Tegaki」（Cogent Labs）の導入で、記入票のデジタル化に成功。データ加工も「DataSpider®」により自動化が可能になった
- ITのスキルがあまりなくてもノンプログラミングで簡単に構築が可能なため、情シスの負荷を最小限に抑えることができた
- 「DataSpider®」による業務自動化で社内全体の70業務、合計6,528時間の短縮ができた
高精度な手書き文字のテキストデータ化を実現
S氏は情報収集を進める中で、セゾンテクノロジーが提供しているソリューションを見つけました。AI-OCR「Tegaki」（Cogent Labs）による業界最高水準の高精度な手書き文字のテキストデータ化が可能であり、外部システムへの連携も含めた業務全体の自動化をノンプログラミングで簡単に実現できるものです。
記入票の内容をデジタル化するAI-OCR「Tegaki」の識字率は99.2%。また「Tegaki」で読み取ったテキスト情報を自動取得し、データの加工、フォーマット変換等を行い、各種データベースに登録するまでを、同社が提供する「DataSpider®」によりノンプログラミングで簡単に自動化が可能となりました。
課題であったKYCデータベースへのデータ連携も、同製品によって自動化。記入票のデータと銀行の顧客（取引）情報をセットにして、審査用のデータベースに自動で格納できる仕組みが構築できるのです。
情シス部門の負担を最小限に抑え、業務時間を短縮
C信用金庫では、早速セゾンテクノロジーからトライアルパックを提供してもらうことに。実際にシステムを活用して評価を進めたところ、自社内でも十分使いこなせることがわかりました。
「このシステムはITのスキルがあまりなくても、ノンプログラミングで簡単に構築ができるものでした。そのため、情報システム部門の負荷を最低限に抑えることができたのも大きかったですね」（S氏）
「Tegaki」、「DataSpider®」両システムを導入し、信用保証業務の手書き申込書の自動化を同時に進めたところ、導入前に比べ、本業務への応対時間は50%短縮しました。
また「DataSpider®」導入により、今回の業務だけでなく、社内の70の業務、6528時間の業務効率化に成功。十分なトライアルの成果を得て、S氏らは現在、システムの本採用に向けて準備を進めています。
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