HULFT連携の設定

HULFT-WebFileTransferと同じ環境にインストールされたHULFTと連携してファイルの配信、集信を行う場合は、プロパティファイル(env.properties)にHULFTに関する情報を記述する必要があります。

表A.1 プロパティファイル(env.properties)の設定内容

キー

説明

hulft.bin.path

HULFTのbinフォルダのパス (*1)

例) hulft.bin.path=C:\\HULFT Family\\hulft7\\binnt\\

hulft.knjcode

HULFTの漢字コード
例) hulft.knjcode=Shift_JIS

hulft.os.type

HULFTのOS

例) hulft.os.type=WINDOWS

hulft.version

HULFTのバージョン(*2)

例)hulft.version=7.0

hulft.dateformat

HULFTの日付形式(*3)

1:YYYYMMDD

2:MMDDYYYY

3:DDMMYYYY

例) hulft.dateformat=1

*1

:

パスの区切りは、Windowsの場合は“\\”で、Linuxの場合は“/”で記述してください。

*2

:

連携可能なHULFTのバージョンはVer.7以降です。

*3

:

連携するHULFTのバージョンがVer.8以降の場合のみ有効です。

= 備考 =

プロパティファイル(env.properties)の他のキーについては「HULFT-WebFileTransfer 管理ヘルプ」を参照してください。

プロパティファイル(env.properties)は以下のフォルダに格納されています。

(1) ファイルコピーによるインストールの場合

コピー先フォルダ\TURNKEY\tomcat\webapps\webft\WEB-INF\classes

(2) WARファイルを使用したインストールの場合

  • アプリケーションサーバがApache Tomcat

    Windows

    : Tomcatインストール先フォルダ\webapps\webft\WEB-INF\classes

    Linux

    : Tomcatインストールディレクトリ/webapps/webft/WEB-INF/classes

  • アプリケーションサーバがIBM WebSphere Application Server

    Windows

    : WebSphereインストールフォルダ\サーバ名\profiles\プロファイル名\デプロイ先\webft.ear\webft.war\WEB-INF\lib

    Linux

    : WebSphereインストールディレクトリ/サーバ名/profiles/プロファイル名/installedApps/セル名/webft.ear/webft.war/WEB-INF/lib

注意
  • HULFT連携を行う場合、HULFTのシステム動作環境設定で「動的パラメータ指定」および「メッセージ動的パラメータ指定」を設定する必要があります。
    HULFT-WebFileTransferをLinux環境で使用する場合、HULFT-WebFileTransfer 起動ユーザでHULFTの環境変数「HULEXEP」と「HULPATH」が有効になっている必要があります。
    HULFTの環境変数については、当該機種の「導入 マニュアル」を参照してください。システム動作環境設定については、当該機種の「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
    HULFT連携の詳細は「HULFT-WebFileTransfer 管理ヘルプ」を参照してください。

  • HULFTを一般ユーザで起動した場合、HULFTを起動したユーザと異なるユーザでHULFT-WebFileTransferを起動すると、HULFT連携に失敗します。HULFTとHULFT-WebFileTransferを同一ユーザで起動するか、またはHULFTをOSの管理者ユーザで起動してください。