オブジェクト権限設定

オブジェクト権限(ファイル/フォルダへのアクセス権)を持つグループおよびユーザを追加します。

(1) 必要な権限

RegisterUserOnObject APIを使用するには以下の権限が必要です。

  • システム管理の更新権限

= 備考 =

上記の権限に加えて、リクエストで指定したオブジェクトに対するアクセス権が必要です。

(2) リクエストURL

http(s)://Domain:xxxx/コンテキスト名/RegisterUserOnObject

(3) リクエストインタフェース

表1.27 オブジェクト権限設定のリクエストインタフェースの項目

項目名

説明

文字

省略

省略値

object_id

オブジェクトID

オブジェクト権限(アクセス権)を設定するオブジェクトIDを16バイトで指定します。

半角

×

 

group_id

グループID (*1)

権限を付与するグループIDを32バイト以内で指定します。

カンマ区切りによる複数指定可。ただし、group_idを複数指定した場合は、user_idの指定不可。

例)group_id="testGoup1,testGroup2"

半角

×

 

user_id

ユーザID (*1)

権限を付与するユーザIDを32バイト以内で指定します。

カンマ区切りによる複数指定可。ただし、user_idを複数指定した場合は、group_idは単一指定のみ可。

例)user_id="testUser1,testUser2"

半角

省略した場合は、グループ単位で設定します(グループに属する全ユーザが対象)

*1

:

「system_service」、「everyone」、「unknown」以外の値を指定します。

= 備考 =

親オブジェクトに対してオブジェクト権限を設定されたグループおよびユーザは、その子オブジェクトにもオブジェクト権限を持ちます。

例)オブジェクト階層が root-A-B-Cとなっていた場合:

  • オブジェクトAに権限を持つユーザuを追加すると、uはオブジェクトB、Cにも権限を持ちます。

  • オブジェクトBに権限を持つユーザvを追加すると、vはオブジェクトCにも権限を持ちますが、オブジェクトAには権限を持ちません。

(4) レスポンスインタフェース

表1.28 オブジェクト権限設定のレスポンスインタフェースの項目

項目名

説明

備考

object_id

オブジェクトID

正常に登録したオブジェクトIDが返却されます。