オブジェクト権限削除

オブジェクト権限(ファイル/フォルダへのアクセス権)を削除します。

(1) 必要な権限

DeleteUserOnObject APIを使用するには以下の権限が必要です。

  • システム管理の削除権限

= 備考 =

上記の権限に加えて、リクエストで指定したオブジェクトに対するアクセス権が必要です。

(2) リクエストURL

http(s)://Domain:xxxx/コンテキスト名/DeleteUserOnObject

(3) リクエストインタフェース

表1.29 オブジェクト権限削除のリクエストインタフェースの項目

項目名

説明

文字

省略

省略値

object_id

オブジェクトID

権限を削除するオブジェクトのオブジェクトIDを16バイトで指定します。

半角

×

 

group_id

グループID (*1)

権限を削除するグループIDを32バイト以内で指定します。

カンマ区切りによる複数指定可。ただし、group_idを複数指定した場合は、user_idの指定不可。

例)group_id="testGoup1,testGroup2"

半角

×

 

user_id

ユーザID (*1)

権限を削除するユーザIDを32バイト以内で指定します。

カンマ区切りによる複数指定可。ただし、user_idを複数指定した場合は、group_idは単一指定のみ可。

例)user_id="testUser1,testUser2"

半角

省略した場合はグループ単位で設定(グループに属する全ユーザが対象)

*1

:

「system_service」、「everyone」、「unknown」以外の値を指定します。

= 備考 =

親オブジェクトからオブジェクト権限を削除されたグループおよびユーザは、その子オブジェクトからもオブジェクト権限を削除されます。
一方、子オブジェクトからオブジェクト権限を削除しても、親オブジェクトにオブジェクト権限が残っていれば、そのグループおよびユーザは子オブジェクトに対する権限を保持します。

例)オブジェクト階層が root-A-B-Cで、ユーザu、vがオブジェクト権限を持っていた場合:

  • オブジェクトAからユーザuのオブジェクト権限を削除すると、uはオブジェクトB、Cに対する権限も削除されます。

  • オブジェクトBからユーザvのオブジェクト権限を削除しても、オブジェクトAに対するvのオブジェクト権限が残っているため、vはオブジェクトB、Cに対する権限を保持します。

(4) レスポンスインタフェース

表1.30 オブジェクト権限削除のレスポンスインタフェースの項目

項目名

説明

備考

object_id

オブジェクトID

オブジェクト権限を削除したオブジェクトID

 

info_user

ユーザ情報

オブジェクト権限の削除が正常に完了したユーザのグループID、ユーザIDが単一または複数設定されます。リクエスト時にuser_idを省略した場合は「everyone」が返却されます。

*1

*1

:

XMLフォーマットで返されます。形式は以下のとおりです。

<info_user>
  <group_id>XXX</group_id>
  <user_id>aaa</user_id>
</info_user>
<info_user>
  <group_id>XXX</group_id>
  <user_id>bbb</user_id>
</info_user>