オブジェクトロック解除

オブジェクトのロックを強制的に解除します。

(1) 必要な権限

UnlockObject APIを使用するには以下の権限が必要です。

  • システム管理の削除権限

 

管理対象種別による違いは以下のとおりです。

システム全体

ロックを強制解除可能

グループ単位

使用不可

(2) リクエストURL

http(s)://Domain:xxxx/コンテキスト名/UnlockObject

(3) リクエストインタフェース

表1.98 オブジェクトロック解除のリクエストインタフェースの項目

項目名

説明

文字

省略

省略値

object_id

オブジェクトID

ロックを強制解除するオブジェクトのオブジェクトIDを16バイトで指定します。

半角

*1

ブランク

group_id

グループID

ロックを強制解除するオブジェクトのグループIDを32バイト以内で指定します。

半角

ブランク

user_id

ユーザID

ロックを強制解除するオブジェクトのユーザIDを32バイト以内で指定します。

半角

ブランク

operation_id

処理識別子

ロックを強制解除するオブジェクトの識別子を34バイトで指定します。

半角

ブランク

*1

:

operation_idを指定した場合は省略できます。指定しても使用されません。
operation_idを省略した場合は必須です。

= 備考 =
  • operation_id を指定した場合、operation_idが一致するオブジェクトのロックが強制的に解除されます。

  • operation_id を省略した場合、object_id、group_id、およびuser_id が一致するオブジェクトのロックが強制的に解除されます。コマンドクライアントから多重ログインしていると、該当するオブジェクトが複数存在する場合がありますが、すべてのオブジェクトが対象になります。

(4) レスポンスインタフェース

表1.99 オブジェクトロック解除のレスポンスインタフェースの項目

項目名

説明

備考

object_id

オブジェクトID

ロックの強制解除に成功したオブジェクトのオブジェクトIDが返却されます。

 

group_id

グループID

ロックの強制解除に成功したオブジェクトのグループIDが返却されます。

 

user_id

ユーザID

ロックの強制解除に成功したオブジェクトのユーザIDが返却されます。

 

operation_id

処理識別子

ロックの強制解除に成功したオブジェクトの識別子が返却されます。

 

注意

ロックを強制解除した場合、当該処理に不整合が発生する場合があります。

例)
  • アップロードまたはダウンロードが正常に完了しない

  • ダウンロード回数などのファイル情報の更新に失敗する