パフォーマンスチューニング
HULFT-WebFileTransferでは、システム動作環境設定を変更することによってパフォーマンスを向上させることができます。
以下にパフォーマンス向上につながるシステム動作環境の設定を説明します。
-
「転送時データ検証の設定」を“データ検証しない”に設定すると、クライアントからのファイルアップロード時間を短縮することが期待できます。
-
「SSL通信の適用」を“適用しない”にすると、クライアントとHULFT-WebFileTransferの通信時間を短縮することが期待できます。
-
「ファイルの保存設定」を“そのまま保存する”にすると、ファイルのアップロード/ダウンロード時間やフォルダイベントのHULFT連携、アプリ連携時間を短縮することが期待できます。
-
「操作ログの出力選択」を“出力しない”にするとファイルのアップロード/ダウンロード時間を短縮することが期待できます。
-
「一覧表示件数」の値を小さくすると、画面表示速度を短縮することが期待できます。
注意
-
上記のパフォーマンスチューニングは、HULFT-WebFileTransferのセキュリティレベルを引き下げる要因となるため、導入環境によっては重大なセキュリティ侵害を及ぼす可能性があります。
-
ハードウェアレベルやその他のアプリケーションレベルでのパフォーマンスチューニングは、各メーカーが推奨する方法をお勧めします。
-
導入環境によっては、パフォーマンスが向上しない場合があります。
-
各項目の設定方法は「HULFT-WebFileTransfer 操作ヘルプ」を参照してください。