クォータ管理の設定値

クォータを管理するために、以下の警告値と上限値を設定します。

ファイルサイズの合計が警告値を超えた場合、警告メッセージが表示されます。上限値を超えた場合はエラーメッセージが表示されます。また、システムの警告値または上限値を超えた場合は指定した宛先にメールで通知することができます。この通知メールを「クォータ管理メール」と呼びます。詳細については「システム動作環境設定」を参照してください。

表2.16 クォータ管理の設定値

クォータ種別

設定する場所

説明

グループの警告値

グループ情報の

「クォータ設定(警告値)」

ユーザが所属するグループのディスク使用量に対する警告値

グループの警告値を超過した場合、ファイルのアップロードは正常に完了しますが、警告メッセージが表示されます。

グループの上限値

グループ情報の

「クォータ設定(上限値)」

ユーザが所属するグループのディスク使用量に対する上限値

グループの上限値を超過した場合、ファイルのアップロードに失敗します。

システムの警告値

システム動作環境設定の

「クォータ設定(警告値)」

システム全体のディスク使用量に対する警告値

システムの警告値を超過した場合、ファイルのアップロードは正常に完了しますが、警告メッセージが表示されます。

システムの上限値

システム動作環境設定の

「クォータ設定(上限値)」

システム全体のディスク使用量に対する上限値

システムの上限値を超過した場合、ファイルのアップロードに失敗します。

図2.24 警告値と上限値を設定した場合の動作