クォータ管理の設定値
クォータを管理するために、以下の警告値と上限値を設定します。
ファイルサイズの合計が警告値を超えた場合、警告メッセージが表示されます。上限値を超えた場合はエラーメッセージが表示されます。また、システムの警告値または上限値を超えた場合は指定した宛先にメールで通知することができます。この通知メールを「クォータ管理メール」と呼びます。詳細については「システム動作環境設定」を参照してください。
クォータ種別 |
設定する場所 |
説明 |
---|---|---|
グループの警告値 |
グループ情報の 「クォータ設定(警告値)」 |
ユーザが所属するグループのディスク使用量に対する警告値 グループの警告値を超過した場合、ファイルのアップロードは正常に完了しますが、警告メッセージが表示されます。 |
グループの上限値 |
グループ情報の 「クォータ設定(上限値)」 |
ユーザが所属するグループのディスク使用量に対する上限値 グループの上限値を超過した場合、ファイルのアップロードに失敗します。 |
システムの警告値 |
システム動作環境設定の 「クォータ設定(警告値)」 |
システム全体のディスク使用量に対する警告値 システムの警告値を超過した場合、ファイルのアップロードは正常に完了しますが、警告メッセージが表示されます。 |
システムの上限値 |
システム動作環境設定の 「クォータ設定(上限値)」 |
システム全体のディスク使用量に対する上限値 システムの上限値を超過した場合、ファイルのアップロードに失敗します。 |

図2.24 警告値と上限値を設定した場合の動作