多重ログインユーザ
コマンドクライアントは、設定ファイルに記述されたユーザでHULFT-WebFileTransferにログインします。フォルダイベントのアプリ連携でコマンドクライアントを設定していると、ファイル転送を実行したユーザに関係なく、コマンドクライアントは常に同一ユーザでHULFT-WebFileTransferにログインすることになります。

図2.31 フォルダイベントで実行されるコマンドクライアント
連続してファイル転送が行われ、先に起動されたコマンドクライアントが終了する前に次のコマンドクライアントが起動されるような状況で、コマンドクライアントが二重ログインエラーになるのを避けるため、コマンドクライアントのログインに使用するユーザに多重ログインを許可することができます。
多重ログインを許可されたユーザを「多重ログインユーザ」と呼びます。
= 備考 =
多重ログイン機能は、サーバ上で実行されるコマンドクライアントの運用を支援する機能です。任意のユーザがクライアント側から多重にログインする運用は想定していません。