Agent の起動およびアップデート確認時の多重実行制限

バージョン 2.4.0 以降の Agent では、同一ディレクトリ上で以下の処理を同時に実行することはできません（Windows サービスとして起動する場合を除く）。

また、該当の処理を実行している間、以下のディレクトリに起動制御ファイル（agent-activate.lock）が作成され、ファイルロックを行います。

{導入ディレクトリ}/bin

起動またはアップデート確認の完了後、起動制御ファイル（agent-activate.lock）は自動的にファイルロックが解除された後、削除されます。

多重実行関連のエラーメッセージは以下の通りです。

a)	Failed to lock the activation control file.[{導入ディレクトリ}/bin/agent-activate.lock] Agent may already be running. Check the status of Agent or wait for a while and try again.
	起動制御ファイル（agent-activate.lock）のロックに失敗した場合に出力されます。
	Agent 起動、またはAgent アップデート確認が、同一ディレクトリ上のAgent で既に進行中である可能性があります。
	Agent 状態確認コマンドにて起動状況をご確認いただくか、時間をあけて再度実行してください。

b)	Failed to open or lock the activation control file.[{導入ディレクトリ}/bin/agent-activate.lock]
	起動制御ファイル（agent-activate.lock）のオープン、またはロックに失敗した場合に出力されます。
	導入ディレクトリ、または起動制御ファイル（agent-activate.lock）に対して、実行ユーザーが権限を持っていない可能性があります。パーミッションをご確認の上、再度実行してください。
	また、Agent 起動、またはAgent アップデート確認が、同一ディレクトリ上のAgent で既に進行中である場合もあります。 Agent の起動状態も併せてご確認ください。

c)	Failed to delete the activation control file.[{導入ディレクトリ}/bin/agent-activate.lock]
	起動制御ファイル（agent-activate.lock）の自動削除に失敗した場合に出力されます。
	Agent 起動、またはAgent アップデート確認が重複して行われていないことを確認の上、手動で起動制御ファイルを削除してください。
	また、ファイルロックにより手動で削除できない場合は、以下の方法で対象の起動プロセスが終了しているか確認の上、再度削除してください。

対象プロセス

jp.co.saison.sis.hulft.tsubomi.webconnect.exec.Main

Windows の場合

OSに付属しているタスクマネージャーで、対象の Java プロセスが終了しているか確認します。

Linux の場合

プロセス状態表示コマンド（ps コマンド）を使用して、対象の Java プロセスが終了しているか確認します。