管理情報の設定

HULFT-WebConnectを使用するには、HULFT の管理情報の設定が必要となります。

主に以下の管理情報の設定が必要です。

HULFTの管理情報の設定については、HULFTの「オペレーション マニュアル」を参照してください。

自HULFTの動作

設定項目

通信相手のクライアントタイプ

Agent

CLI

ブラウザ転送

D-Client

配信要求を行う場合

詳細ホスト情報

ホスト名

集信側 Agent のコネクション ID_集信側 Agent の Agent ID_集信側 HULFT のホスト名(*1)(*2)

CLI に対する配信要求はサポートしていません。

ブラウザ転送に対する配信要求はサポートしていません。

D-Client 設定のコネクション ID_D-Client ID_D-Client ID(*1)(*2)

集信ポート番号

集信側 HULFT の集信ポート番号

初期値から変更する必要はありません(当設定の値は使用しません)。

HULFT7 通信モード

無効(*3)

無効(*4)

PROXY サーバ名

配信側の Agent を起動しているホスト名(HULFT が名前解決できること)

配信側の Agent を起動しているホスト名(HULFT が名前解決できること)

PROXY ポートNo.

配信側の Agent の待受ポート番号(*5)

配信側の Agent の待受ポート番号(*5)

転送グループ情報

「詳細ホスト情報」で登録したホストを含む転送グループ情報を登録します。

「詳細ホスト情報」で登録したホストを含む転送グループ情報を登録します。

配信管理情報

「転送グループ情報」で登録した転送グループ ID を設定した配信管理情報を登録します。

「転送グループ情報」で登録した転送グループ ID を設定した配信管理情報を登録します。

配信要求を受ける場合

詳細ホスト情報

ホスト名

配信側HULFTのホスト名を登録します。

通信相手のCLI 設定ファイル「cli.hostname」に設定した値を入れてください。(*2)

“HWC-BROWSER”を設定してください。

D-Client ID の設定値を入れてください。(*2)

集信管理情報

集信管理情報を登録します。

集信管理情報を登録します。

以下の3つは、下記のとおりに

設定してください。

集信形態:“単一集信”

世代管理:“しない”

データ検証:"しない"

集信管理情報を登録します。

以下の3つは、下記のとおりに

設定してください。

集信形態:“単一集信”

世代管理:“しない”

データ検証:"しない"

集信管理情報を登録します。

送信要求を行う場合(*6)

詳細ホスト情報(1)

 

ホスト名

要求受付側 Agent のコネクション ID_要求受付側 Agent の Agent ID_要求受付側 HULFT のホスト名(*1)(*2)

CLI に対する送信要求はサポートしていません。

ブラウザ転送に対する送信要求はサポートしていません。

D-Clientに対する送信要求はサポートしていません。

要求受付ポートNo.

要求受付側 HULFT の要求受付ポート番号

HULFT7 通信モード

無効(*3)

PROXY サーバ名

要求発行側の Agent を起動しているホスト名(HULFT が名前解決できること)

PROXY ポートNo.

要求発行側の Agent の待受ポート番号(*5)

詳細ホスト情報(2)

ホスト名

配信側HULFTのホスト名を登録します。

集信管理情報

集信管理情報を登録します。

送信要求を受ける場合

詳細ホスト情報

ホスト名

集信側 Agent のコネクション ID_集信側 Agent の Agent ID_集信側 HULFT のホスト名(*1)(*2)

CLI の connection.id の設定値_CLI の cli.agent.id の設定値_CLI の cli.hostname の設定値(*1)(*2)

ブラウザ転送側のコネクション ID_ブラウザ転送側の Agent ID_ブラウザ転送側のホスト名(*1)(*2)

D-Client 設定のコネクション ID_D-Client ID_D-Client ID(*1)(*2)

集信ポート番号

集信側 HULFT の集信ポート番号

初期値から変更する必要はありません(当設定の値は使用しません)。

HULFT7 通信モード

無効(*3)

無効(*4)

PROXY サーバ名

配信側の Agent を起動しているホスト名(HULFT が名前解決できること)

PROXY ポートNo.

配信側の Agent の待受ポート番号(*5)

転送グループ情報

「詳細ホスト情報」で登録したホストを含む転送グループ情報を登録します。

配信管理情報

「転送グループ情報」で登録した転送グループ ID を設定した配信管理情報を登録します。

*1

:

各項目を「_」(アンダースコア)で区切ります。

コネクション ID および Agent ID は以下のとおりです。

  • Agentと通信を行う場合

    対向 Agentの設定ファイル(agent.conf)で指定した値

  • CLIと通信を行う場合

    通信相手のCLI設定ファイル(transfer-cli.conf)で指定した値

  • ブラウザ転送を行う場合

    Management Console の [ブラウザ転送設定] 画面の「ブラウザ配信要求」タブおよび「ブラウザ送信要求」タブの「ブラウザ定義」で設定したコネクションIDおよびAgent ID、ホスト名は固定値の“HWC-BROWSER”

  • D-Client と通信を行う場合

    Management Console の [D-Client設定] 画面で設定したコネクション ID および D-Client ID

 

例)Agentと通信を行う場合

  • 集信側Agentの設定

    コネクションID=webconnect

    Agent ID=demo

    HULFTのホスト名=receiver

  • 設定値

    webconnect_demo_receiver

*2

:

HULFT8 for IBMiと接続する場合、以下の設定値に英小文字を使用しないでください。

  • Agentのコネクション IDおよびAgent ID(agent.id)

  • CLIのコネクションID(connection.id)、CLIの識別ID(cli.agent.id)、およびCLIのホスト名(cli.hostname)

  • ブラウザ転送側のコネクションIDおよびAgent ID

  • D-ClientのコネクションIDおよびD-Client ID

*3

:

HULFT8からHULFT7にファイル転送する場合は“有効”を指定してください。

*4

:

HULFT7 通信モードはサポートしていません。

*5

:

設定ファイル(agent.conf)のAgentの待受ポート(agent.sender.port)に指定した値です。

詳細は、「Agent の設定」を参照してください。

*6

:

詳細ホスト情報(1)と詳細ホスト情報(2)の両方を登録してください。