運用ガイド - バックアップおよびリストア

環境設定ファイル

バックアップ

PIMSYNCサーバーが使用するポート番号の指定、同期エラー時に送信するメールの設定や詳細なログを出力するための設定内容などをバックアップします。

バックアップ対象:$PIMSYNC_HOME/config/pim.propertiesファイル

リストア

バックアップしておいたファイルを元の場所へコピーしてください。

リストア場所:$PIMSYNC_HOME/configディレクトリ内

データベース

バックアップ

PIMSYNC管理画面のサーバー設定、ユーザー設定および同期設定で保存した設定内容などをバックアップします。
PostgreSQLのpg_dumpコマンドを用いてバックアップしてください。

C:\Program Files\PostgreSQL\<バージョン>\bin>pg_dump.exe -h <データベースのホスト名> -p <データベースのポート番号> -U <データベース接続ユーザー名> -d <接続先データベース名> -F c -f <出力するダンプファイルのパス>

ユーザー数などが多い場合、以下のエラーが発生してバックアップに失敗する場合があります。

pg_dump: WARNING: out of shared memory
pg_dump: [アーカイバ(db)] 問い合わせが失敗しました: ERROR: out of shared memory

以下の手順を実施後、コマンドを再実行してください。
  1. PostgreSQLサーバーのpostgresql.conf(デフォルトでは「C:\Program Files\PostgreSQL\<バージョン>\data」にあります。)内のmax_locks_per_transactionの値を増やします。
  2. PostgreSQLサービスを再起動します。

リストア

バックアップしておいたファイルをデータベースにリストアします。
PostgreSQLのpg_restoreコマンドを用いてリストアしてください。

C:\Program Files\PostgreSQL\<バージョン>\bin>pg_restore.exe -h <データベースのホスト名> -p <データベースのポート番号> -U <データベース接続ユーザー名> -d <接続先データベース名> <ダンプファイルのパス>

注意事項