証明書のインポート

各種アダプタと接続先アプリケーションとの間でSSL通信を行う際、PIMSYNCが参照するキーストアに証明書が存在しない場合、キーストアへインポートする必要があります。
本ページでは、Javaのkeytoolを使ってキーストアに証明書をインポートする手順について記述します。

keytool実行ファイルの配置場所

証明書のインポート方法

PIMSYNCが参照するキーストアに証明書をインポートする方法は、以下の通りです。
  1. 証明書をPIMSYNCが稼働するOS上に配置します。

  2. PIMSYNCを停止します。

  3. コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行して証明書の登録を行います。

    keytool -importcert -alias <別名> -noprompt -trustcacerts -file <証明書のファイルパス> -keystore "$PIMSYNC_HOME/jre/lib/security/cacerts"

  4. キーストアのパスワードを入力します。
    キーストアファイルの初期パスワードは「changeit」です。パスワードの変更を行っていない場合、以下の<パスワード>は「changeit」を入力してください。

    キーストアのパスワードを入力してください:  <パスワード>

  5. 正常に登録されると、以下のメッセージが表示されます。

    証明書がキーストアに追加されました。

  6. PIMSYNCを起動します。

Internet Explorerを使用した証明書の取得方法

Internet Explorerを使用して、HTTPS接続して開いたアプリケーションの画面から証明書を取得することができます。
その方法は以下の通りです。
  1. プロパティの表示
    Internet Explorerを使用して、接続先のアプリケーションの画面を「https」から始まるURLで開きます。
    右クリックメニューから[プロパティ]を選択し、「プロパティ」を表示します。


  2. 証明書の表示
    [証明書]ボタンを押下します。


  3. 詳細の選択
    「証明書」ダイアログが開きます。
    [詳細]タブを選択します。


  4. ファイルにコピー
    [ファイルにコピー]ボタンを押下します。


  5. エクスポートウィザードの起動
    「証明書のエクスポートウィザード」が起動します。
    [次へ]ボタンを押下します。


  6. エクスポートファイル形式の選択
    証明書をエクスポートする際のファイル形式を選択します。ここでは、一番上のDER形式を選択します。
    [次へ]ボタンを押下します。


  7. エクスポートするファイル保存場所の指定
    エクスポートする証明書の保存場所を指定します。
    [次へ]ボタンを押下すると、指定した保存場所に証明書が保存されます。