Microsoft Dynamics CRM Onlineアダプタ - 稼動環境/環境設定

稼動環境

Microsoft Dynamics CRM Onlineアダプタの稼働環境は以下の通りです。

対応OS

サポートバージョン

環境設定

Microsoft Dynamics CRM Onlineと同期するためには、事前に以下の設定が必要となります。

タイムゾーンの確認

Dynamics CRM Onlineにログインし、同期するユーザーの「設定」-「オブション」-「全般」からタイムゾーンが「(GMT+09:00) 大阪、札幌、東京」であることを確認してください。

クライアントIDの作成

Microsoft Dynamics CRM Onlineと同期するためには、クライアントIDが必要になります。
以下の設定を実施してクライアントIDを取得してください。
  1. Azure管理ポータルサイト(https://manage.windowsazure.com/)にアクセスします。
  2. [ACTIVE DIRECTORY]を押下し、Office 365で用いているディレクトリを選択します。
  3. [アプリケーション]を選択し、[追加]を選択します。
  4. [組織で開発中のアプリケーションを追加]を選択します。
  5. [名前]に任意の名前を入力し、[種類]は[ネイティブ クライアント アプリケーション]を選択し、次へ進みます。
  6. [リダイレクト URI]に「http://<PIMSYNCのホスト名>:<PIMSYNCのポート番号>/server-getoauthtokens.do」を入力して、次へ進みます。
  7. [構成]を選択し、[アプリケーションの追加]ボタンを押下します。
  8. 「Dynamics CRM Online」を追加し、決定します。
  9. [Dynamics CRM Online]の[デリゲートされたアクセス許可:0]の中から、[Access CRM Online as organization users]をチェックします。
  10. [保存]ボタンを押下します。
  11. [構成]を選択し、[クライアントID]を確認します。

プロキシサーバー設定

本アダプタは、HTTPSプロキシサーバーを経由して接続できます。
設定方法については、「プロパティファイル」を参照してください。

プロパティファイルにプロキシサーバーを設定した場合、本アダプタのみプロキシサーバーを経由せずに接続することもできます。
プロキシサーバーを経由せずに接続する場合は、「http.nonProxyHosts」キーにホスト名「login.windows.net」と「*.dynamics.com」を設定する必要があります。
設定方法については、「プロパティファイル」の「http.nonProxyHosts」キーを参照してください。