HULFT IoTの基本動作

HULFT IoTの基本的な動作について説明します。

Manager
  • Agentの設定、セッションの状態、ログを一元管理します。
  • Agentに設定情報を送信します。
  • AgentがインストールされているIoT機器にファイルを配付できます。
  • Agentをアップデートできます。
  • Agentが異常を検知したことを、SMTPサーバ経由で、ユーザーにメール通知できます。

Agent
  • IoT機器からHULFTにファイルを転送します。
  • HULFTへのファイル転送の前後にジョブを実行できます。
  • Managerから配付されたファイルを受信します。
  • Managerからの配付ファイルの受信成功後にジョブを実行できます。
  • ログを採取し、Managerにログを送信します。
  • Managerからの指示により、Agentをアップデートできます。
  • Agentがアップデートされた場合、インストールディレクトリ下にバックアップディレクトリを作成し、自動的に一世代前のAgentをバックアップします。

ManagerとAgentのデータ送受信の方向は、以下のとおりです。

図1.2 ManagerとAgentのデータ送受信の方向

:転送ファイル   :配付ファイル   :設定情報、ログなど   通知メール