転送履歴の概要

Agentは、HULFTへファイルを転送したとき、ファイル転送に成功したか失敗したかにかかわらず「配信履歴」を作成し蓄積します。「配信履歴」は、ポーリング間隔に設定された間隔で、AgentからManagerへ送信されます。

HULFTは、Agentからファイルを受信したとき、「集信履歴」を作成し蓄積します。

HULFT IoTでは、Agent側の環境で作成された「配信履歴」とManager側の環境で作成された「集信履歴」を合わせて、「転送履歴」と呼びます。

注意

Managerを起動しても、「配信履歴」は即時にはManagerに送信されません。

転送履歴の内容は次のとおりです。

表5.1 転送履歴の内容

項目名 項目の説明
エージェントID 配信処理を行ったエージェントID
エージェント名 配信処理を行ったエージェント名
ファイルID 配信および集信処理に用いたファイルID
プロファイルID 配信処理に用いたプロファイルID
プロファイル名 配信処理に用いたプロファイル名
ユニットID 配信したユニットID
ユニット名 配信したユニット名
集信ホスト名 集信側のホスト名
配信開始日時 配信処理を開始した日時
配信終了日時 配信処理を終了した日時
配信完了コード 配信処理の完了コード
集信開始日時 集信処理を開始した日時
集信終了日時 集信処理を終了した日時
集信完了コード 集信処理の完了コード

最新処理識別子

(開始処理識別子)

転送のたびに発行されるユニークな識別子
暗号種別 転送で使用した暗号種別

:

Region Editionの場合、暗号種別は表示されません。

転送履歴詳細の内容は、次のとおりです。

表5.2 転送履歴詳細の内容

項目名 項目の説明
エージェント 配信処理を行ったエージェント名とエージェントID
ユニット 配信したユニットの名称
プロファイル 配信処理に用いたプロファイルの名称
ステータス 配信完了コード 配信処理の完了コード
配信詳細コード 配信処理の詳細コード
集信完了コード 集信処理の完了コード
集信詳細コード 集信処理の詳細コード
共通 ファイルID 配信および集信処理に用いたファイルID
レコード数 転送ファイルのレコード数
データサイズ 転送データのサイズ
転送レート データサイズ(バイト)と配信時間(秒)を元に計算した転送レート(バイト/秒)
転送タイプ 転送タイプ
転送ブロック長 転送ファイルのブロック長
暗号種別 転送で使用した暗号種別
圧縮率

(圧縮後データサイズ ÷ 圧縮前データサイズ) × 100

単位はパーセント

開始処理識別子 転送のたびに発行されるユニークな識別子
最新処理識別子 転送のたびに発行されるユニークな識別子
From 配信日時 配信開始日時 配信処理を開始した日時
配信終了日時 配信処理を終了した日時
配信ファイル 配信ファイル 配信したファイルのフルパス名
トリガ トリガ発火イベント ファイルサイズによるトリガー発火か、タイムスタンプによるトリガー発火か
トリガ発火時のファイルステータス トリガー発火時のファイルサイズまたは日時
配信前ジョブ 完了コード 配信前ジョブの完了コード
ジョブ名 配信前ジョブ
正常時ジョブ 完了コード 正常時ジョブの完了コード
ジョブ名 正常時ジョブ
異常時ジョブ 完了コード 異常時ジョブの完了コード
ジョブ名 異常時ジョブ
To 集信日時 集信開始日時 集信処理を開始した日時
集信終了日時 集信処理を終了した日時
集信ファイル 集信ファイル 集信ファイル名

:

Region Editionの場合、暗号種別は表示されません。