トレースログの概要

Agentが出力するイベントログまたはsyslogのうち、エラーと警告のログが「トレースログ」として残ります。

イベントログまたはsyslogには、次のように、EXECSTSの値としてcurlコマンドのexitcodeが出力されます。

  • ~,E400002,~,"Failed to activate the Agent. EXECSTS=%d HTTPSTS=%d REQUEST=%s RESPONSE=%s"
  • ~,E400004,~,"Failed to get the profile. EXECSTS=%d HTTPSTS=%d RESPONSE=%s"
  • ~,E400010,~,"Failed to get the agent version. EXECSTS=%d HTTPSTS=%d RESPONSE=%s"
  • ~,E400019,~,"Failed to upload data. EXECSTS=%d HTTPSTS=%d RESPONSE=%s"
  • ~,E400028,~,"Failed to download update module. EXECSTS=%d HTTPSTS=%d"

curlコマンドのexitcodeの意味については、次のURLを参照してください。

トレースログの内容は次のとおりです。

表5.6 トレースログの内容

項目名 項目の説明
ログレベル ログのレベル(警告、エラー)
エージェントID ログ出力対象のエージェントID
エージェント名 ログ出力対象のエージェント名
プロファイルID ログ出力対象のAgentに設定されているプロファイルID
プロファイル名 ログ出力対象のAgentに設定されているプロファイル名
ユニットID ログ出力対象のAgentに設定されているユニットID
ユニット名 ログ出力対象のAgentに設定されているユニット名
ホスト ログ出力対象のAgentのホスト名
イベント発生日時 イベントが発生した日時
PID ログを出力したAgentのプロセスID
OSユーザー名 Agentを起動したOSユーザー名
OS完了コード 発生したイベントに関連するOS完了コード
メッセージ 発生したイベントに関連するメッセージ
トレースログID トレースログのメッセージに紐づくID

トレースログ詳細の内容は次のとおりです。

表5.7 トレースログ詳細の内容

項目名 項目の説明
エージェント ログ出力対象のAgentの名称とID
ユニット ログ出力対象のAgentに設定されているユニット名
プロファイル名 ログ出力対象のAgentに設定されているプロファイル名
メッセージ 発生したイベントに関連するメッセージ
詳細情報 ログレベル ログのレベル(警告、エラー)
イベント発生日時 イベントが発生した日時
OSユーザー名 Agentを起動したOSユーザー名
OS完了コード 発生したイベントに関連するOS完了コード
PID ログを出力したAgentのプロセスID
トレースログID トレースログのメッセージに紐づくID