ファイル配付のしくみ

AgentがIoT機器でファイルを受信するために、IoT機器での絶対パスでファイル名を指定しておくことを、HULFT IoTでは「受信設定」と呼びます。Managerからファイルを配付するときは、プロファイル詳細画面で「受信設定」を選択し、配付したいファイルをManagerがインストールされている環境にアップロードします。

Agentは[受信キューポーリング間隔]でファイルを受信します。Agentは、「受信設定」の[配置先ファイル名]でIoT機器にファイルを保存します。同じ名称のファイルがある場合は上書きします。「受信設定」には、Agentがファイルの受信に成功したときに実行するジョブを記載することもできます。

Agentはファイルを受信できたかどうかを「受信履歴」に残します。

プロファイルの「受信設定」

Agentへのファイル配付の流れを次の図に示します。Agentがファイルの受信に成功するとジョブを実行する受信設定の例で説明します。

図2.7 Agentへのファイル配付の流れ

1. Managerの操作画面で、配付したいファイルをアップロードします。

2. Agentは、Managerにアップロードされたファイルを受信します。

3. Agentが正常にファイルを受信すると、正常時ジョブが実行されます。