ES-1

マッピングの「数値定数(整数)」で“-9223372036854775808”が保存できてしまう

現象

マッピングの「数値定数(整数)」で”-9223372036854775808”が保存できてしまいます。

この値を入力してスクリプトを実行した場合、以下のPhenomenonが発生します。

 

EdgeStreaming Studioからテスト実行した場合

スクリプトの実行直後にスクリプトが停止します。なお、エラーメッセージは実行ログに出力されません。

 

EdgeStreaming Runtimeでスクリプトを実行した場合

標準エラー出力にメッセージが出力されて、EdgeStreaming Runtimeが停止します。

出力されるメッセージは以下のとおりです。

 

<出力されるメッセージ>

Cannot set up the server context: Error in BQL parser: strconv.ParseInt: parsing "9223372036854775808": value out of range

 

対象バージョン

Ver.2.0.0

修正バージョン

Ver.2.1.0

影響のあるモジュール

HULFT IoT EdgeStreaming Studio

発生条件

以下の手順で発生します。

  1. スクリプトキャンバスにマッピングアイコンを配置

  2. マッピングアイコンを開き、マッピング画面で「数値定数(整数)」をマッピングキャンバスに配置

  3. 「数値定数(整数)ロジックのプロパティ」画面で、「数値(整数)」に”-9223372036854775808”を入力

  4. 完了ボタンをクリックして、値を保存

代替方法

ありません。

修正後

マッピングの「数値定数(整数)」で“-9223372036854775808”が保存できません。

「数値定数(整数)」に入力可能な整数は、以下の範囲となります。

入力可能範囲:9223372036854775807 ~ -9223372036854775807