ファイル転送の設定と集信用ディレクトリの作成

以下の手順でファイル転送を設定します。

 

(1) ユニットの作成

1. Managerの操作画面を表示します。

2. Managerの操作画面で[ユニット]を選択し、ユニット一覧画面で[追加]ボタンをクリックします。

3. ユニット作成画面でユニット名に「TEST-UNIT」を指定します。

4. 集信側ホスト名に、あらかじめ入手しておいたManagerが起動するサーバのホスト名を指定します。

5. 集信側ポート番号に30000を指定します。

6. [ユニット作成]ボタンをクリックします。

ユニット一覧画面に、登録したユニットの情報が表示されますので確認してください。

(2) プロファイルと転送設定の作成

ファイル転送に必要な転送設定を、「プロファイル」として定義します。

1. Managerの操作画面で[プロファイル]を選択し、プロファイル一覧画面で[追加]ボタンをクリックします。

2. プロファイル作成画面のユニットで[TEST-UNIT]を選択してください。

3. プロファイル名に「TEST-PROFILE」と入力してください。

4. プロファイル作成画面で[プロファイル作成]ボタンをクリックします。

プロファイル一覧画面に、設定したプロファイルの情報が表示されます。

5. プロファイル一覧画面でプロファイルの情報をクリックします。

6. プロファイル詳細画面の[基本設定]タブで、[転送設定]の下にある[追加]ボタンをクリックします。

7. プロファイル転送設定画面で以下の項目を設定します。そのほかの項目は、デフォルトのままにしてください。

設定名

「疎通テスト用の転送設定」と入力してください。

ファイルID

「TEST」と入力してください。

From

以下の表のとおりに設定してください。

表4.2 監視の設定項目

項目名 設定値
監視 監視ファイル名

• 監視ファイルがWindowsにある場合

C:\temp\monitored\test.txt

• 監視ファイルがLinuxにある場合

/tmp/monitored/test.txt

監視サイズ

1B

To

以下の表のとおりに設定してください。

表4.3 集信の設定項目

項目名 設定値
集信 集信ファイル名

• ファイルをWindowsで集信する場合

C:\temp\received\result.txt

• ファイルをLinuxで集信する場合

/tmp/received/result.txt

8. [保存]ボタンをクリックします。

(3) 作成したユニットとプロファイルのAgentへの割り当て

転送設定をしたプロファイルをAgentに割り当てることで、Agentにユニットが割り当てられます。

1. エージェント一覧画面でAgentを選択し、[操作]-[プロファイル変更]をクリックします。

2. プロファイル変更画面の[新しいプロファイル]で[TEST-PROFILE]を選択します。

3. [プロファイル変更]ボタンをクリックします。

エージェント一覧画面に、プロファイルの設定を変更したAgentの情報が表示されます。

ユニット列とプロファイル列に表示されている(同期待ち)は、1分ほどで消えます。[前へ]ボタンの左にあるボタンで表示内容を更新してください。

(4) 集信用ディレクトリの作成

最後に、IoT機器からファイルを集信するためのディレクトリを、アプリケーションサーバに作成します。

「(2) プロファイルと転送設定の作成」の手順7で、result.txtファイルを格納することにしたディレクトリです。

集信用フォルダ(Windowsの場合)

以下のフォルダーを作成します。

C:\temp\received

集信用ディレクトリ(Linuxの場合)

以下のディレクトリを作成します。

/tmp/received