【公式】HULFT IoT リリースノート_2022年4月1日_第5版発行
ES-1
マッピングの「数値定数(整数)」で“-9223372036854775808”が保存できてしまう
- 現象
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マッピングの「数値定数(整数)」で”-9223372036854775808”が保存できてしまいます。
この値を入力してスクリプトを実行した場合、以下のPhenomenonが発生します。
EdgeStreaming Studioからテスト実行した場合
スクリプトの実行直後にスクリプトが停止します。なお、エラーメッセージは実行ログに出力されません。
EdgeStreaming Runtimeでスクリプトを実行した場合
標準エラー出力にメッセージが出力されて、EdgeStreaming Runtimeが停止します。
出力されるメッセージは以下のとおりです。
<出力されるメッセージ>
Cannot set up the server context: Error in BQL parser: strconv.ParseInt: parsing "9223372036854775808": value out of range
- 対象バージョン
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Ver.2.0.0
- 修正バージョン
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Ver.2.1.0
- 影響のあるモジュール
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HULFT IoT EdgeStreaming Studio
- 発生条件
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以下の手順で発生します。
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スクリプトキャンバスにマッピングアイコンを配置
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マッピングアイコンを開き、マッピング画面で「数値定数(整数)」をマッピングキャンバスに配置
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「数値定数(整数)ロジックのプロパティ」画面で、「数値(整数)」に”-9223372036854775808”を入力
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完了ボタンをクリックして、値を保存
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- 代替方法
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ありません。
- 修正後
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マッピングの「数値定数(整数)」で“-9223372036854775808”が保存できません。
「数値定数(整数)」に入力可能な整数は、以下の範囲となります。
入力可能範囲:9223372036854775807 ~ -9223372036854775807
【公式】HULFT IoT リリースノート_2022年4月1日_第5版発行