特定のカラムが登録されたタイミングで処理を実行したい

1. 「time」、「sensorA」、「sensorB」、「optionSensorC」の4つのカラムを持つテンポラリテーブルを作成します。

使用するコンポーネントアイコンは、「書き込み」です。

2. 1秒ごとに現在時刻と自動でインクリメントされる番号を取得し、テンポラリテーブルの「time」カラムに現在時刻を、「sensorA」カラムに番号を書き込む処理を作成します。

使用するコンポーネントアイコンは、「定期イベント」および「書き込み」です。

3. 3秒ごとに現在時刻と自動でインクリメントされる番号を取得し、テンポラリテーブルの「time」カラムに現在時刻を、「sensorB」カラムに番号を書き込む処理を作成します。

使用するコンポーネントアイコンは、「定期イベント」および「書き込み」です。

4. 5秒ごとに現在時刻と自動でインクリメントされる番号を取得し、テンポラリテーブルの「time」カラムに現在時刻を、「optionSensorC」カラムに番号を書き込む処理を作成します。

使用するコンポーネントアイコンは、「定期イベント」および「書き込み」です。

5. 2. 、3. 、および4. のストリームフローで書かれた値を「time」カラムをキーとして結合し、「time」、「sensorA」、「sensorB」の値が揃った場合はデータベースに現在時刻と番号を書き込む処理を作成します。

カラム「optionSensorC」には、値が書き込まれていればその値をデータベースに書き込みます。

使用するコンポーネントアイコンは、「レコード監視」および「挿入処理」です。

1. テンポラリテーブルの設定（グローバルリソース）を行います。

1. ツールパレットの基本-テンポラリテーブル-書き込みをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

   新規書き込み処理ダイアログが表示されます。

2. 「必須設定」タブの「テーブル」で、「追加」を選択します。

   新規テンポラリテーブル設定ダイアログが表示されます。

3. 以下のようにテンポラリテーブルを設定し、完了ボタンをクリックします。

   • 追加ボタンをクリックして、列名「time」、「sensorA」、「sensorB」、「optionSensorC」の4つのカラムを作成します。

   • カラム「time」で値を結合するために「time」の「主キー」にチェックを入れます。

   • 「データ生存期間」および「クリーンナップ間隔」を入力します。

     ここでは「60」を入力します。

   

4. 完了ボタンをクリックします。

2. 1秒ごとに自動でインクリメントされる番号と時刻を、テンポラリテーブルへ書き込むストリームフローを作成します。

1. ツールパレットの基本-基本-定期イベントをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

   新規定期イベント処理ダイアログが表示されます。

2. 「インターバル」に「1」を入力し、完了ボタンをクリックします。

   

3. スクリプトキャンバスで、定期イベントアイコンを書き込みアイコンへドラッグ&ドロップします。

マッピングを追加する旨のメッセージが出た場合ははいボタンをクリックしてください。

mapping_1アイコンとストリームフローが作成されます。

4. スクリプトキャンバスで「mapping_1」をダブルクリックします。

Mapperエディタが表示されます。

5. ツールパレットから以下のロジックをMapperエディタにドラッグ&ドロップします。

• 現在日時を取得するため、日付-基本-現在日時(OSタイムゾーン)

• 出力する日時のフォーマットを指定するため、文字列-日付-日時フォーマッティング(定型書式)

• 自動でインクリメントされる番号を出力するため、数値-基本-インクリメント

Mapperエディタに各ロジックが配置されます。

6. 配置したロジックのプロパティを入力します。

1. 日時フォーマッティング(定型書式)ロジックをダブルクリックします。

   日時フォーマッティング(定型書式)ロジックのプロパティダイアログが表示されます。

2. 「フォーマット」のプルダウンメニューからフォーマットを選択します。

   ここでは「hh:mm:ss」を選択します。

3. 必要に応じて「コメント」も入力し、完了ボタンをクリックします。

4. 必要に応じて現在日時(OSタイムゾーン)およびインクリメントロジックをそれぞれダブルクリックして「コメント」を入力し、完了ボタンをクリックします。

7. 現在日時(OSタイムゾーン)ロジックを日時フォーマッティング(定型書式)ロジックへドラッグ&ドロップします。

現在日時(OSタイムゾーン)ロジックから日時フォーマッティング(定型書式)ロジックへのマッピングリンクが表示されます。

8. 日時フォーマッティング(定型書式)ロジックを出力先（ここでは「time」）へドラッグ&ドロップします。

日時フォーマッティング(定型書式)ロジックから「time」へマッピングリンクが表示されます。

9. インクリメントロジックを出力先（ここでは「sensorA」）へドラッグ&ドロップします。

インクリメントロジックから「sensorA」へマッピングリンクが表示されます。

これで「mapping_1」の設定ができました。スクリプトキャンバスに戻ります。

10. 手順 1. で作成したテンポラリテーブルの設定（グローバルリソース）を指定します。

1. ツールパレットの基本-テンポラリテーブル-書き込みをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

   新規書き込み処理ダイアログが表示されます。

2. 「必須設定」タブの「テーブル」で、手順1. で作成したテーブルを選択します。

   

3. 完了ボタンをクリックします。

   = 備考 =

   「入力データ」はこの後の手順でストリームフローを作成すると自動的にマッピングアイコンの名前が入力されます。ここでは設定する必要はありません。

11. 3秒ごとに自動でインクリメントされる番号と時刻を、テンポラリテーブルへ書き込むストリームフローを作成します。

1. ツールパレットの基本-基本-定期イベントをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

   新規定期イベント処理ダイアログが表示されます。

2. 「インターバル」に「3」を入力し、完了ボタンをクリックします。

   

12. スクリプトキャンバスで、定期イベントアイコンを書き込みアイコンへドラッグ&ドロップします。

マッピングを追加する旨のメッセージが出た場合ははいボタンをクリックしてください。

mapping_2アイコンとストリームフローが作成されます。

13. スクリプトキャンバスで「mapping_2」をダブルクリックします。

Mapperエディタが表示されます。

14. ツールパレットから以下のロジックをMapperエディタにドラッグ&ドロップします。

• 現在日時を取得するため、日付-基本-現在日時(OSタイムゾーン)

• 出力する日時のフォーマットを指定するため、文字列-日付-日時フォーマッティング(定型書式)

• 自動でインクリメントされる番号を出力するため、数値-基本-インクリメント

Mapperエディタに各ロジックが配置されます。

15. 配置したロジックのプロパティを入力します。

1. 日時フォーマッティング(定型書式)ロジックをダブルクリックします。

   日時フォーマッティング(定型書式)ロジックのプロパティダイアログが表示されます。

2. 「フォーマット」のプルダウンメニューからフォーマットを選択します。

   ここでは「hh:mm:ss」を選択します。

3. 必要に応じて「コメント」も入力し、完了ボタンをクリックします。

4. 必要に応じて現在日時(OSタイムゾーン)およびインクリメントロジックをそれぞれダブルクリックして「コメント」を入力し、完了ボタンをクリックします。

16. 現在日時(OSタイムゾーン)ロジックを日時フォーマッティング(定型書式)ロジックへドラッグ&ドロップします。

現在日時(OSタイムゾーン)ロジックから日時フォーマッティング(定型書式)ロジックへのマッピングリンクが表示されます。

17. 日時フォーマッティング(定型書式)ロジックを出力先（ここでは「time」）へドラッグ&ドロップします。

日時フォーマッティング(定型書式)ロジックから「time」へマッピングリンクが表示されます。

18. インクリメントロジックを出力先（ここでは「sensorB」）へドラッグ&ドロップします。

インクリメントロジックから「sensorB」へマッピングリンクが表示されます。

これで「mapping_2」の設定ができました。スクリプトキャンバスに戻ります。

19. 手順 1. で作成したテンポラリテーブルの設定（グローバルリソース）を指定します。

1. ツールパレットの基本-テンポラリテーブル-書き込みをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

   新規書き込み処理ダイアログが表示されます。

2. 「必須設定」タブの「テーブル」で、手順1. で作成したテーブルを選択します。

   

3. 完了ボタンをクリックします。

   = 備考 =

   「入力データ」はこの後の手順でストリームフローを作成すると自動的にマッピングアイコンの名前が入力されます。ここでは設定する必要はありません。

20. 5秒ごとに自動でインクリメントされる番号と時刻を、テンポラリテーブルへ書き込むストリームフローを作成します。

1. ツールパレットの基本-基本-定期イベントをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

   新規定期イベント処理ダイアログが表示されます。

2. 「インターバル」に「5」を入力し、完了ボタンをクリックします。

   

21. スクリプトキャンバスで、定期イベントアイコンを書き込みアイコンへドラッグ&ドロップします。

マッピングを追加する旨のメッセージが出た場合ははいボタンをクリックしてください。

mapping_3アイコンとストリームフローが作成されます。

22. スクリプトキャンバスで「mapping_3」をダブルクリックします。

Mapperエディタが表示されます。

23. ツールパレットから以下のロジックをMapperエディタにドラッグ&ドロップします。

• 現在日時を取得するため、日付-基本-現在日時(OSタイムゾーン)

• 出力する日時のフォーマットを指定するため、文字列-日付-日時フォーマッティング(定型書式)

• 自動でインクリメントされる番号を出力するため、数値-基本-インクリメント

Mapperエディタに各ロジックが配置されます。

24. 配置したロジックのプロパティを入力します。

1. 日時フォーマッティング(定型書式)ロジックをダブルクリックします。

   日時フォーマッティング(定型書式)ロジックのプロパティダイアログが表示されます。

2. 「フォーマット」のプルダウンメニューからフォーマットを選択します。

   ここでは「hh:mm:ss」を選択します。

3. 必要に応じて「コメント」も入力し、完了ボタンをクリックします。

4. 必要に応じて現在日時(OSタイムゾーン)およびインクリメントロジックをそれぞれダブルクリックして「コメント」を入力し、完了ボタンをクリックします。

25. 現在日時(OSタイムゾーン)ロジックを日時フォーマッティング(定型書式)ロジックへドラッグ&ドロップします。

現在日時(OSタイムゾーン)ロジックから日時フォーマッティング(定型書式)ロジックへのマッピングリンクが表示されます。

26. 日時フォーマッティング(定型書式)ロジックを出力先（ここでは「time」）へドラッグ&ドロップします。

日時フォーマッティング(定型書式)ロジックから「time」へマッピングリンクが表示されます。

27. インクリメントロジックを出力先（ここでは「optionSensorC」）へドラッグ&ドロップします。

インクリメントロジックから「optionSensorC」へマッピングリンクが表示されます。

これで「mapping_3」の設定ができました。スクリプトキャンバスに戻ります。

28. テンポラリテーブルのカラム「time」、「sensorA」、「sensorB」値が揃ったときにデータベースへ値を出力するストリームフローを作成します。

1. ツールパレットの基本-テンポラリテーブル-レコード監視をスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

   新規レコード監視処理ダイアログが表示されます。

2. 以下のように監視対象を設定します。

   • 「必須設定」タブの「テーブル」で、手順 1. で作成したテンポラリテーブルを選択します。

   • 「データ監視対象」の以下の「監視対象」にチェックを入れます。

     • 「time」

     • 「sensorA」

     • 「sensorB」

   

3. 完了ボタンをクリックします。

29. 出力するデータベースを設定します。

1. ツールパレットのデータベース-PostgreSQL-挿入をスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

   新規挿入処理ダイアログが表示されます。

2. 「必須設定」タブを設定します。

3. 完了ボタンをクリックします。

30. スクリプトキャンバスで、レコード監視アイコンを挿入処理アイコンへドラッグ&ドロップします。

マッピングを追加する旨のメッセージが出た場合ははいボタンをクリックしてください。

mapping_4アイコンとストリームフローが作成されます。

31. スクリプトキャンバスで「mapping_4」をダブルクリックします。

Mapperエディタが表示されます。

32. 入力元から出力先へ以下をドラッグ&ドロップします。

• 入力元の「time」を出力先の「time」へ

• 入力元の「sensorA」を出力先の「sensorA」へ

• 入力元の「sensorB」を出力先の「sensorB」へ

• 入力元の「optionSensorC」を出力先の「optionSensorC」へ

33. スクリプトを保存します。

スクリプトの保存方法については「ファーストステップガイド」を参照してください。