【公式】HULFT IoT EdgeStreaming Mapperリファレンス_2022年4月1日_第2版発行
入出力スキーマの設定
アダプタのスキーマについて
アダプタには、マッピング定義に使用する入出力データのスキーマを自動生成するアダプタと、手動で設定する必要があるアダプタがあります。
スキーマを自動生成するアダプタ
アダプタのプロパティ設定により、適切なスキーマを自動生成します。
プロパティの変更時にも、自動でスキーマの変更を行うため、手動で変更する必要はありません。
そのため、基本的にスキーマは編集できないようになっています。
スキーマの型について
入出力のスキーマの型は、入出力のコンポーネントの型に依存します。
スキーマの読み込みは、「入力データ」または「出力データ」直下に表示されているコンポーネントアイコン名の右クリックメニュースキーマの読み込みから行います。
スキーマは、コンポーネント・XMLファイル・スキーマファイルからの選択が可能です。
構造の読み込み方法の選択
- コンポーネントから選択
-
選択したコンポーネントの出力スキーマを設定します。
= 備考 =-
出力スキーマを保持するコンポーネントのみ選択できます。
(例:CSVファイル読み取り、XMLファイル読み取り)
-
入力スキーマと出力スキーマを保持するコンポーネントを選択した場合は出力スキーマを読み込みます。
(例:Mapper)
-
- JSONファイルから読み込み
-
指定したJSONファイルをもとにスキーマを設定します。[参照]ボタンをクリックするとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
注意JSONのスキーマで定義するキー名について、以下の制限があります。
-
キー名の先頭文字は英字のみ指定可能
-
キー名の2文字目以降は、英数字および記号「_(アンダーバー)」のみ指定可能
-
ルート要素の追加は、「入力データ」または「出力データ」直下に表示されているコンポーネントアイコン名の右クリックメニュールート要素の追加から行います。
ルート要素の追加は、スキーマにルート要素が存在しない場合のみ有効になります。
ツールメニューの「ツール」-「入出力項目検索」にて検索条件に[含む]を選択した場合、[キーワード]に入力した文字列と要素名およびコメントが部分一致する項目を検索します。
検索条件に[一致する]を選択した場合、[キーワード]に入力した文字列と要素名およびコメントが完全一致する項目を検索します。
[項目名のみ表示]にチェックを入れない場合は、検索結果には「入力元」の「入力データ」または「出力先」の「出力データ」から始まる完全なツリーのパスが表示されます。
チェックを入れると、検索結果には要素の名前のみが表示されます。
「入力データ」または「出力データ」直下に表示されているコンポーネントアイコン名の右クリックメニューグローバルスキーマから、グローバルスキーマの読み込み、参照の解除、および登録を行うことができます。
項目の説明
- 読み込み
-
指定したグローバルスキーマを読み込みます。
- 参照の解除
-
グローバルスキーマの参照を解除します。
= 備考 =グローバルスキーマを参照している場合のみ有効になります。
- 登録
-
スキーマをグローバルスキーマとして登録します。
注意プロジェクトを意図せず上書きしてしまうことを防ぐため、登録を行う際は、デザイナを複数開かないようにしてください。
= 備考 =-
登録は、デザイナで開いているすべてのプロジェクトを保存するか、閉じてから行う必要があります。
-
登録が完了すると、登録したグローバルスキーマを参照した状態となります。
-
そのほかの編集
各要素の右クリックメニューから、以下の操作を行うことができます。
ルート要素とそれ以外の要素では、表示されるメニューの内容が異なります。
項目名 |
表示元の要素(ルート要素|ルート要素以外) |
説明 |
|
---|---|---|---|
編集 |
共通 |
要素名、コメントの編集を行います。 |
|
追加 |
子要素 |
ルート要素 |
子要素の追加を行います。 |
切り取り |
ルート以外の要素 |
スキーマの切り取りを行います。 |
|
コピー |
ルート以外の要素 |
スキーマのコピーを行います。 |
|
貼り付け |
共通 |
切り取りした、またはコピーしたスキーマを貼り付けを行います。 |
|
削除 |
ルート以外の要素 |
スキーマの削除を行います。 |
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