【公式】HULFT IoT EdgeStreaming アダプタリファレンス_2022年4月1日_第2版発行
インターバル指定送信
入力データをファイルに蓄積し、定期的にFTPサーバへ送信します。
インターバル指定送信処理画面は、デザイナ画面でスクリプトキャンバスを表示した状態から以下の順番でクリックし、コンポーネントアイコンをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップして表示します。
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ツールパレット-汎用プロトコル-FTP-インターバル指定送信

図7.2 インターバル指定送信処理画面
(1) 項目一覧
インターバル指定送信処理に設定する項目の一覧です。
項目名 |
初期値 |
設定値 |
省略 |
備考 |
|
---|---|---|---|---|---|
名前 |
|
半角英数字、一部の記号(*1) |
× |
半角アルファベットから始まる値 |
|
入力データ |
(入力データなし) |
入力データのコンポーネント名 |
× |
一覧から選択(*2) |
|
必須設定 |
|||||
|
接続先 |
|
|
× |
|
ファイル名 |
|
|
× |
|
|
インターバル |
|
1~2147483646 |
× |
単位:秒 |
|
書き込み設定 |
|||||
|
追記書き込み |
|
|
〇 |
|
ヘッダ |
|
|
〇 |
|
|
リトライ設定 |
|||||
|
リトライ回数 |
15 |
0~9999 |
〇 |
整数値で設定 |
バッファリング件数 |
86400 |
0~1073741824 |
〇 |
|
|
バッファータイプ |
メモリバッファー |
|
〇 |
一覧から選択 |
|
コメント |
|||||
|
コメント |
|
文字 |
〇 |
|
○ |
: |
省略可 |
× |
: |
省略不可 |
*1 |
: |
「_(アンダーバー)」のみ指定可能です。 |
*2 |
: |
スクリプトキャンバス上に入力や変換のコンポーネントアイコンが配置されている場合に、一覧に選択肢が表示されます。 |
(2) 各項目の説明
インターバル指定送信処理に設定する項目について説明します。
それぞれの設定を変更した後、完了ボタンをクリックすると設定が保存されます。
取消ボタンをクリックすると、変更した内容が破棄されます。
- 名前
-
インターバル指定送信処理のコンポーネント名
半角英数字、「_(アンダーバー)」で指定してください。
また、半角アルファベットから始まる値で指定してください。
- 入力データ
-
インターバル指定送信処理を行う入力データのコンポーネント名の選択
一覧に表示される入力データのコンポーネント名から、インターバル指定送信処理を行うコンポーネント名を選択してください。
必須設定
- 接続先
-
FTPの接続先
インターバル指定送信処理を行うFTPの接続先を選択してください。
追加をクリックすると、FTP接続設定画面が表示されます。
FTP接続設定画面についての詳細は「FTP接続設定」を参照してください。
一覧の編集をクリックすると、リソース一覧の編集画面が表示されます。
リソース一覧の編集画面についての詳細は「リソース一覧の編集」を参照してください。
- ファイル名
-
ファイル名
ファイル名を絶対パスまたは相対パスで指定してください。
相対パスの場合、実行箇所により書き込み用のファイルは以下のパスをもとに格納されます。
-
Studio実行の場合
EdgeStreaming Studioのインストール環境
-
リモートデバイス実行の場合
EdgeStreaming Runtimeの実行環境
-
- インターバル
-
FTP送信を実施するインターバル(秒)
FTP送信を実施するインターバルを、“1”~“2147483646”の間の数値で指定してください。
書き込み設定
- 追記書き込み
-
追記書き込み指定
FTP送信時にすでに存在するファイルへの書き込みを行う場合はチェックをつけてください。
- ヘッダ
-
ヘッダ
書き込みファイルのヘッダに入れる内容を記載してください。
リトライ設定
- リトライ回数
-
FTPでの送信時のリトライ回数
FTPでの送信時のリトライ回数を、“0”~“9999”の間の数値で指定してください。
- バッファリング件数
-
FTPでの送信時のバッファリング件数
FTPでの送信時のバッファリング件数を、“0”~“1073741824”の間の数値で指定してください。
- バッファータイプ
-
バッファータイプ
バッファリングのタイプを選択してください。
-
メモリバッファー
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コメント
- コメント
-
インターバル指定送信処理に対するコメント
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