【公式】HULFT IoT EdgeStreaming アダプタリファレンス_2022年4月1日_第2版発行

結合

CSVファイルの入力データの文字列を結合し、後続のコンポーネントへ出力します。

結合処理画面は、デザイナ画面でスクリプトキャンバスを表示した状態から以下の順番でクリックし、コンポーネントアイコンをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップして表示します。

  • ツールパレット-変換-CSV-結合

注意

CSVアダプタには固有の機能制限があります。

機能制限についての詳細は、「CSVアダプタ固有の機能制限」を参照してください。

 

図3.2 結合処理画面

(1) 項目一覧

結合処理に設定する項目の一覧です。

表3.2 項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

名前

 

半角英数字、一部の記号(*1)

×

半角アルファベットから始まる値

入力データ

(入力データなし)

入力データのコンポーネント名

×

一覧から選択(*2)

必須設定

 

列一覧

 

 

×

 

詳細設定

 

デリミタ

カンマ

 

一覧から選択

列名読み取り時のエンコード

UTF-8

 

一覧から選択

ストリーム設定

 

Relation-to-Stream Operator

RSTREAM

 

一覧から選択

ウィンドウタイプ

TUPLES

 

一覧から選択

ウィンドウ

1

1~999999999

整数値で設定

コメント

 

コメント

 

文字

 

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

「_(アンダーバー)」のみ指定可能です。

*2

:

スクリプトキャンバス上に入力や変換のコンポーネントアイコンが配置されている場合に、一覧に選択肢が表示されます。

(2) 各項目の説明

結合処理に設定する項目について説明します。

それぞれの設定を変更した後、完了ボタンをクリックすると設定が保存されます。

取消ボタンをクリックすると、変更した内容が破棄されます。

名前

結合処理のコンポーネント名

半角英数字、「_(アンダーバー)」で指定してください。

また、半角アルファベットから始まる値で指定してください。

入力データ

結合処理を行う入力データのコンポーネント名の選択

一覧に表示される入力データのコンポーネント名から、結合処理を行うコンポーネント名を選択してください。

必須設定

列一覧

入力データの列名

ファイルの1行目から列名を読み取りでファイルを指定すると、ファイルの1行目の列名を取得できます。

上へボタンまたは下へボタンをクリックすると列名を移動します。

追加ボタンまたは削除ボタンをクリックすると列名を追加および削除します。

詳細設定

デリミタ

出力データのデリミタ

出力データのデリミタを以下から選択してください。

  • カンマ

  • タブ

  • スペース

省略した場合、“カンマ”が選択されます。

列名読み取り時のエンコード

列名読み取り時のエンコード

ファイルの1行目から列名を読み取りで指定したファイルに対して使用するエンコードを以下から選択してください。

  • UTF-8

  • SHIFT-JIS

  • Windows-31J

省略した場合、“UTF-8”で列名の読み取りが行われます。

ストリーム設定

Relation-to-Stream Operator

ストリーム化演算の方法

ストリーム化演算により、関係演算の結果データをストリームデータに変換します。

出力リレーション(*1)の変化内容に応じて、集合(RSTREAM)、追加分(ISTREAM)などのデータをストリームデータとして出力します。

ストリーム化演算の方法を以下から選択してください。

  • RSTREAM

    すべてのデータが処理されます。

  • ISTREAM

    直前のデータと異なる場合のみ処理されます。

省略した場合、“RSTREAM”でリレーションの演算が行われます。

ウィンドウタイプ

ストリーム化演算で処理する単位

ストリーム化演算で処理する単位を以下から選択してください。

  • TUPLES

    TUPLE単位(*2)で処理します。

  • SECONDS

    秒単位で処理します。

  • MILLISECONDS

    ミリ秒単位で処理します。

省略した場合、“TUPLES”が選択されます。

ウィンドウ

ストリーム化演算の実行数

ストリーム化演算の実行数を“1”~“2147483646”の間の数値で指定してください。

省略した場合、“1”が指定されます。

*1

:

変換処理で演算を実行して、結果となるデータをリレーションとして抽出します。

このリレーションを出力リレーションといいます。

*2

:

TUPLEとは、ストリームの構成要素を指します。ストリームを流れるデータの単位としてTUPLEを使用します。

コメント

コメント

結合処理に対するコメント

コメントを入力できます。

 

 

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