【公式】HULFT IoT EdgeStreaming アダプタリファレンス_2022年4月1日_第2版発行

レコード監視

テンポラリテーブルの値を監視し、監視対象の値が揃った場合にその値を取得します。

値を取得すると、テンポラリテーブル内の値は削除されます。

レコード監視処理画面は、デザイナ画面でスクリプトキャンバスを表示した状態から以下の順番でクリックし、コンポーネントアイコンをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップして表示します。

  • ツールパレット-基本-テンポラリテーブル-レコード監視

図2.5 レコード監視処理画面

(1) 項目一覧

レコード監視処理に設定する項目の一覧です。

表2.6 項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

名前

 

半角英数字、一部の記号(*1)

×

半角アルファベットから始まる値

必須設定

 

 

テーブル

 

テンポラリテーブル名

×

 

データ監視対象

 

テーブルで指定したテンポラリテーブルのスキーマ定義

×

 

オプション

 

取得時に該当レコードを削除する

 

 

 

コメント

 

コメント

 

文字

 

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

「_(アンダーバー)」のみ指定可能です。

(2) 各項目の説明

レコード監視処理に設定する項目について説明します。

それぞれの設定を変更した後、完了ボタンをクリックすると設定が保存されます。

取消ボタンをクリックすると、変更した内容が破棄されます。

名前

レコード監視処理のコンポーネント名

半角英数字、「_(アンダーバー)」で指定してください。

また、半角アルファベットから始まる値で指定してください。

必須設定

テーブル

監視対象のテンポラリテーブル

スキーマの定義を行ったテンポラリテーブルを選択してください。

追加をクリックすると、テンポラリテーブル設定画面が表示されます。

テンポラリテーブル設定画面についての詳細は「テンポラリテーブル設定」を参照してください。

一覧の編集をクリックすると、リソース一覧の編集画面が表示されます。

リソース一覧の編集画面についての詳細は「リソース一覧の編集」を参照してください。

データ監視対象

監視対象のテンポラリテーブルのスキーマ定義

監視対象とする列名にチェックをつけてください。

監視対象に指定された列は、テンポラリテーブル-書き込みアダプタによる書き込みを監視し、データの待ち合わせを行います。

監視対象の列すべてに、データが書き込まれたタイミングでTUPLEが出力されます。

TUPLEとは、ストリームの構成要素を指します。

監視対象にチェックを入れなかった列名は監視対象外となり、データの書き込みは監視されません。

監視対象外とする場合はチェックを外してください。

すべての列名を監視対象から除外した場合、待ち合わせは行わず、各列への書き込みが行われる度にTUPLEが出力されます。

オプション

取得時に該当レコードを削除する

データ取得時に該当レコードを削除

監視するテンポラリテーブルで該当レコードが存在した場合、テンポラリテーブルから該当レコードを取得します。

レコードを取得した後に、テンポラリテーブルから該当レコードを削除するかどうかを指定します。

省略した場合、該当レコードを削除します。

コメント

コメント

レコード監視処理に対するコメント

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