【公式】HULFT IoT EdgeStreaming アダプタリファレンス_2022年4月1日_第2版発行

OSリソース取得

OSの各種情報を取得できます。

取得できるOSの情報についての詳細は「(3) 取得できる情報」を参照してください。

なお、OSリソースで取得できる情報は、Mapperエディタの入力元のスキーマに表示されます。

Mapperエディタの詳細は「Mapperリファレンス」を参照してください。

 

OSリソース取得処理画面は、デザイナ画面でスクリプトキャンバスを表示した状態から以下の順番でクリックし、コンポーネントアイコンをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップして表示します。

  • ツールパレット-基本-監視-OSリソース取得

図2.3 OSリソース取得処理画面

(1) 項目一覧

OSリソース取得処理に設定する項目の一覧です。

表2.3 項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

名前

 

半角英数字、一部の記号(*1)

×

半角アルファベットから始まる値

必須設定

 

インターバル

 

0.01~1314000.0

×

単位:秒

オプション

 

パーティション

 

 

 

コメント

 

コメント

 

文字

 

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

「_(アンダーバー)」のみ指定可能です。

(2) 各項目の説明

OSリソース取得処理に設定する項目について説明します。

それぞれの設定を変更した後、完了ボタンをクリックすると設定が保存されます。

取消ボタンをクリックすると、変更した内容が破棄されます。

名前

OSリソース取得処理のコンポーネント名

半角英数字、「_(アンダーバー)」で指定してください。

また、半角アルファベットから始まる値で指定してください。

必須設定

インターバル

OSリソース取得を実施するインターバル(秒)

OSリソース取得を実施するインターバルを“0.01”~“1314000.0”の間の数値で指定してください。

オプション

パーティション

ウォッチするパーティション

OSがWindowsの場合、ハードディスクの記憶領域のパーティションを追加できます。

上へボタンまたは下へボタンをクリックすると選択範囲を移動します。

追加ボタンまたは削除ボタンをクリックするとパーティションを追加および削除します。

コメント

コメント

OSリソース取得処理に対するコメント

コメントを入力できます。

(3) 取得できる情報

OSリソース取得処理で取得できる情報の一覧です。

表2.4 項目一覧

項目名

名称

説明

Windows

Linux

virtual_memory

仮想メモリ

 

total

総量

システムのRAMの総量を取得します。

used

使用量

システムのRAMの使用量を取得します。

free

空き容量

システムのRAMの空き容量を取得します。

shared

共有メモリ

共有メモリ(shmem)とtmpfsによって使用される合計メモリ容量を取得します。

×

buffer

バッファ

ファイルバッファに使用する物理RAMの容量を取得します。

×

cached

キャッシュメモリ

キャッシュメモリとして使用される物理RAMの容量を取得します。

×

swap_memory

スワップメモリ

 

total

総量

Swap領域の総量を取得します。

used

使用量

Swap領域の使用量を取得します。

free

空き容量

Swap領域の空き容量を取得します。

cpu

CPU

 

percent_overall

全体の使用率

全体のCPU使用率を取得します。

percent_per_cpu

CPUごとの使用率

CPUごとの使用率を配列で取得します。

current_disk

ディスク情報

 

filesystem

ファイルシステム

ファイルシステム名を取得します。

size

容量

パーティションごとのディスク容量を取得します。

used

使用量

パーティションごとのディスク使用量を取得します。

avail

空き容量

パーティションごとのディスク空き容量を取得します。

used_percent

使用率

パーティションごとのディスク使用率を取得します。

mounted_on

マウントポイント

パーティションのマウントポイントを取得します。

:

取得可

×

:

取得不可

 

 

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