【公式】HULFT IoT EdgeStreaming 逆引きリファレンス_2021年7月1日_初版発行
取得したデータを累乗して出力したい
機器から取得したデータを累乗して出力する処理について説明します。
この処理で以下のような出力結果を得られます。
- 例
-
入力値(底)が「25」、入力値(指数)が「2」の場合、25の2乗で出力値が「625」になる。
処理の説明
機器から取得したデータを累乗して出力します。
ポイントとなる機能
- 累乗
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底(1番目の入力ハンドラの数値)を指数(2番目の入力ハンドラの数値)回掛けた数を出力します。
1番目の入力ハンドラの値の型と、2番目の入力ハンドラの値の型は一致する必要があります。
ツールパレットの数値-関数-累乗で設定できます。
操作手順
ここでは入力値に対して2乗した値を出力する場合を例に説明します。
2. スクリプトキャンバスでmapping_1アイコンをダブルクリックします。
Mapperエディタが表示されます。
3. ツールパレットからMapperエディタに以下のロジックをドラッグ&ドロップします。
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数値-関数-累乗
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数値-基本-数値定数(整数)
Mapperエディタに各ロジックが配置されます。
4. 配置したロジックのプロパティを入力します。
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数値定数(整数)ロジックをダブルクリックします。
数値定数(整数)ロジックのプロパティダイアログが表示されます。
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「数値(整数)」に指数を入力します。
ここでは「2」を入力します。
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必要に応じて「コメント」を入力し、完了ボタンをクリックします。
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必要に応じて累乗ロジックをダブルクリックして「コメント」を入力し、完了ボタンをクリックします。
5. 入力元のノードと数値定数(整数)ロジックを累乗ロジック(底を1番目の入力ハンドラ、指数を2番目の入力ハンドラ)へドラッグ&ドロップします。
累乗ロジックへのマッピングリンクが表示されます。
6. 累乗ロジックを出力先のノード(またはほかのロジック)へドラッグ&ドロップします。
累乗ロジックから出力先へマッピングリンクが表示されます。
7. スクリプトを保存します。
スクリプトの保存方法については「ファーストステップガイド」を参照してください。
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